【球界ここだけの話】与田剛新監督(52)を迎えた中日の秋季キャンプが31日からナゴヤ球場(一部投手は沖縄・北谷球場)で始まる。与田監督も翌11月1日から合流。沖縄も視察予定だ。「まだいろいろやるべきことがあって、すべての日に参加できないが、できる限りグラウンドにはいきたい」
23年ぶりとなる古巣竜復帰。今季は楽天の2軍投手コーチを務めていたため、在籍している中日の選手との親交はほとんどない。
「最初は探り合いになるだろう。嫌われてもいいから私から(話しかけて)いこう思う」
難航していたコーチングスタッフの陣容も固まった。OB、与田人脈を中心とした顔ぶれとなるが、その中でキーを握るのは、ヘッドコーチで入閣する、
西武、ロッテで監督を経験した伊東勤氏(56)だろう。西武黄金期に捕手として、監督としても就任1年目の2004年に西武を日本一に導いた頭脳&手腕は誰もが認めるところだ。
25日のドラフト会議を前にした東京都内のホテルで、あるパ・リーグ球団の編成担当に聞くと「伊東さんがすごいのは西武の現役、監督時代よりも(13年から)
5年間のロッテ監督時代ですよ。パ・リーグの中でもっとも戦力的に劣っていたチームを3度(すべて3位)もクライマックスシリーズ(CS)出場に導いた。投手の継投、代打起用など、その手腕は見事だった」という答えが返ってきた。
与田監督と伊東氏は09年のWBCの日本代表コーチとして、世界一に貢献した。その2人が6年連続Bクラスに低迷する“竜再建”のためにタッグを組むが、気になるのは、伊東氏は監督ではなくヘッドコーチという立場ということだ。
「心配はいらないでしょう。でなければ今回のヘッドコーチを引き受けていないですよ。与田監督も初めての監督。みんなわかっている。伊東さんに頼ったらいいんですよ」と前出のパ・リーグ球団編成担当。
球界内では与田&伊東コンビへの関心は高い。(三木建次)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00000530-sanspo-base
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