3日に公開される映画「走れ!T校バスケット部」で主演を務める志尊淳さん。同作は高校の弱小バスケットボール部の奮闘を描いた青春ストーリーで、志尊さんはいじめに遭って大好きなバスケをあきらめるが、弱小校で再び仲間たちと夢を追う田所陽一役を演じる。ドラマに映画にと大活躍の志尊さんだが、俳優として芝居をすることに、どのような思いを抱いているのか。
また、志尊さんといえば、4~9月に放送されたNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」のボクテ役での好演が記憶に新しいが、周囲の変化などはあったのだろうか。志尊さんに話を聞いた。
◇表現の“責任”感じた1年 ボクテ役の反響は…
映画は、松崎洋さんの小説が原作。中学時代、バスケ部のキャプテンだった田所陽一(志尊さん)は、強豪の私立白瑞(はくすい)高校に入学するが、部内で激しいいじめに遭い、自主退学する。
「二度とバスケはしない」と誓い、通称T校と呼ばれる多田野高校に編入したが、連戦連敗の弱小バスケ部から勝負を挑まれ、そのまま入部することに。そこで陽一は個性的なチームメートと出会い、仲間とのバスケの楽しさを思い出す……というストーリー。
演じる田所陽一は、周囲の仲間のことを常に気にかける思いやりのある高校生役。芯の強さを持つと同時に、柔らかい雰囲気が印象的だ。
志尊さん自身の持つ雰囲気に共通するところがあるように見えるが、「まったく意識はしていないです」と志尊さん。「でも、『等身大でいられる』ということは、自分を重ね合わせるようなこともしていたのかな、と思います」と振り返る。
撮影期間は、「とにかくその役として生きることしか考えていない」と志尊さん。「それが何につながるのか、具体的にその“何か”は分からないのですが、役者をやっている以上、どの経験も絶対プラスになることだなと思っています。
長期間にわたってその役をやれる、というのは幸せなことなので、かみしめて、やらせていただきました」と俳優としての喜びを語る。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181102-00000043-mantan-ent
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