西武のエース、菊池雄星のメジャー挑戦が確実視されている。シーズン中には菊池の登板日となると10球団を超すメジャーのスカウトが集結、来季からのMLB挑戦は間違いなしと見られてきた。
球団側もクライマックスシリーズでソフトバンクに敗れると、球団社長の居郷肇が「彼の長年の夢を実現させてやりたい」と初めてポスティング制度によるメジャー行きを容認。菊池争奪戦の幕が切って落とされた。
日本を代表する左腕は現在27歳。入団以来、大器と言われながら伸び悩んだ時期もあったが、この3年は12勝(7敗)、16勝(6敗)、14勝(4敗)と確実に2ケタ勝利をマークして今季は10年ぶりのリーグ優勝にも貢献した。脂の乗る最適な時期の挑戦と言えるだろう。
160キロに迫るストレートに右打者の膝元に鋭く曲がり落ちるスライダー。三振が取れて、スタミナもある。メジャー各球団にとっても魅力にあふれた素材であることは間違いない。
一部には30球団が調査に乗り出し、エース不在のマリナーズやレンジャース、さらには飽くなき補強を目指すヤンキースやドジャースなどが有力と報じている。一方で、松坂大輔、ダルビッシュ有や田中将大ら先輩メジャーリーガーに比べてワンランク評価を下げる球団もある。
「彼らほど日本での実績もないし、こちらでは先発の3~4番手候補。年俸にして8~9億の3~5年契約が妥当かな?」と視察に表れた某球団スカウトは微妙な評価だ。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00171262-baseballk-base
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