ご自身の娘がまだ未成年なのにもかかわらず妊娠してしまった場合、親はどういったことをしておくべきだと思いますか。産むのかそれとも中絶に関しては親の同意がないとやってはいけませんし、話をしてきたっていうのは、娘が助けを望んでいることになります。

目次

未成年の娘が妊娠した場合の適切な親の行動


未成年の娘が妊娠してしまったということをあなたに突きつけられた瞬間、目の前が真っ白になって何をしたら良いか全く考えられなくなってしまう方もいると思われます。それだけショッキングな現実なのです。

こういったことが発生したら、親はすぐさま対処をしないといけないのですよね。そんなのはご理解していることでしょう。

そのようなとき、口にしては駄目であるワードがございます。それらから考えて、いざというときの心構えとして理解しておいてもらえることをおすすめします。

未成年の娘が妊娠した場合は早く病院へ連れていきましょう

大切なことは、病院へ連れて行くことが大切です。妊娠をしているのかしていないのかを確定させるだけに限らず、週数だったりこれから先のことを心に決めるために求められるためです。

産婦人科へ未成年の娘を1人で行かすなんてことは何があってもしてはいけません。
行かせたところで「そのうち、親をと一緒に来てください」と医師に指示されて、結局のところ足を運ばないとならなくなります。

妊娠といった経験したことがない状況に、子どもはとてつもない不安感を抱えていると考えられます。
だからこそ、一緒に診察して貰って、ちょっとでも安心感を抱かせることが重要なといえます。

妊娠したことに怒ったりしないで今後どうするか話し合って


妊娠がきっちりとわかったら、産む産まないどちらを選択しようとも、相手の男の人だったりその身内に来て頂いて今後どうすべきかを話し合わなければいけないのです。

新たな命を授かっているわけなので、本人同士だけに限らず、家族もしっかり話し合いに参加することが重要になります。

何と言っても、妊娠したのが未成年の女性だからです。未成年、ということが重要で親もしっかり一緒に考えてあげる必要があります。

未成年だというケースだと、親の管理下にございますから責任が存在しますし、娘の代理人になる事が可能となります。

娘の身体を傷つけられてしまったんですから、じっくり話し合いをしていきましょう。いくら合意の上だったところで、妊娠に関しては男性側にも責任が存在します。

母は、妊娠して出産した経験がございます。つまるところ、娘の心配な気持ちがちょっとくらい理解できるはずです。説教を垂れるよりも最初に話し合うことが重要であることが、理解してもらえましたか。

妊娠をした未成年の娘に親が絶対にしたら行けない行動

親も仕事が存在したり、未成年の妊娠ですので気落ちするとか、カッとなったりすることとでしょう。ところが、こういったタイミングに親として行っては駄目な行動が存在します。

  • 不安感を誘い出す感じに叱りまくる
  • 感情をコントロールしきれずに叩いたりする
  • 本人の話を聞こうとせずに「中絶」をしろと言う
  • 「自分でどうにかしなさい」と見捨てる など

腹を立てた状態でそのまま何も考えずに言葉を放ったり、見捨てるといったことを行ったりしないようにご注意ください。1番心配している思いを感じて分かっているのは、娘本人でございます。

ひとりではどうしようもないことなので、親に力を借りているわけです。このようなときだからこそ、手を差し伸べて助ける必要があるのではないでしょうか。

親は相談できる唯一の相手なので怒るより意見する

思春期の状態になったら、ある程度は性に対する興味が大きくなります。とりわけ女性の心の育ちは早いですので、そういったところはわかってあげることが必要です。

かと言ってその場頼みにしてしまうとなると、女性側は大変な負担を背負わないといけないっていうことを「妊娠」という事実で感じていること間違いありません。

だからこそ、性に関心があることを承認して、「拒否」であるとか「避妊」などによって自分を守らないといけないという事を意見してあげることが重要になります。

話し合いができる相手が存在しないと悲劇が生じる

妊娠を耳にして、その場は怒りを露にした場合でも、それから意見するように話し合いをすることが子供には求められるのです。

叱り倒すといったことを行ったり、見捨ててしまったら、助けを借りる場所がなくなってしまいます。結果として、命を絶ってしまうとか、子どもを誰にも知られずに出産してほったらかしにしてしまったりする確率が高くなっていくのです。

それをなくすよう、怒りがこみ上げた場合でも、手を差し伸べてあげることがとても大切になってきます。

妊娠してしまったら、相談できる場所や方法を準備して与える

未成年のケースでは、学校などといったたくさんのことが影響してきてしまいます。産むか産まないかのみの選択肢だけならば、親だって費用やこれから先のことに不安を覚えてしまうものです。

そのような状況では、下にあげた場所に相談しても構わないかと思います。

お住まいの区域の「女性健康支援センター」役所等にございます。

お住まいの地域の社会福祉事務所
産婦人科があるクリニックの医師や看護師情報をもらえます。

一般社団法人 命をつなぐゆりかご(http://tsunagu-yurikago.org/birth_mother/)望まない妊娠で悩んでいるあなたへ

認定NPO法人フローレンス「にんしんホットライン」(http://hotline.florence.or.jp/)メールだったりお電話にて、お金が掛からずに相談可能になります。
費用や保険に限らず、産んだのちのことまで悩みを聞いてもらえます。

未成年の娘の妊娠というのは衝撃ですが怒りすぎないように心がけて

未成年の娘が妊娠したということを認識したら、思っている以上に大きな衝撃ですよね。著者にも娘がいますので、考えただけで恐怖を覚えるっていうのはよく分かります。

でございますが、大きな衝撃を受けても、不安を抱えても、強い味方になって手を差し伸べれるのは親でございます。1番の助けとなってあげてください。

そのうえで、怒りがみなぎり手が付けられなくなることはあっても、これらの事態のときは、心の準備が必要不可欠です。不安になっている子供を、親がきちんと力を貸してあげて下さい。