22日、午後6時55分から生放送『広辞苑 第七版』(岩波書店)は、「有名税」を《プライバシーの侵害など、有名であるがためにある程度は我慢しなければならない不快な出来事》と定義している。バナナマンの日村勇紀(46)も本音では、そんな風に思っているのかもしれない。
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写真週刊誌「FRIDAY」(講談社)は9月21日、電子版で「バナナマン日村『16歳少女との淫行』被害女性が告発」と報じた。実際の誌面では4Pの特集が組まれている。
32歳の女性が16年前、16歳の時から始まった“淫行”の一部始終を告発するという内容だ。少なくともネット上では日村を非難する声は少数派。冷静に見て賛否両論か、日村擁護派が目立っている。
だが、TBSでは、待ったなしの判断を迫られているという。というのも、「キングオブコント2018」の放送は、明日22日。もちろん生放送だ。例えば、YAHOO! テレビ(関東版)の場合、以下のような番組が紹介されている。
◇キングオブコント2018! ファイナリストは誰だ!?決勝直前! 生放送で大予想SP
2018年9月22日(土) 15時30分~17時00分◇キングオブコント2018! 松本人志・さまぁ~ず・バナナマンが審査員!
2018年9月22日(土) 18時55分~21時54分「番組スタッフは頭を抱えている」
本編の番組タイトルに「バナナマン」が入っている通り、両番組とも出演者の欄には「審査員」として「設楽統・日村勇紀(バナナマン)」と明記されている。テレビ局の関係者が明かす。「番組スタッフも『さすがに、まずいだろう』と頭を抱えているそうです。お笑い番組とはいえ、ギャグにできる話題ではありません。生放送ですからSNSの炎上リスクもあります。そもそもコント番組ですから、下ネタの1つも出てくるでしょう。
その審査を、日村勇紀さんができるとは思いません。既に一部のネットメディアは『バナナマンのうち日村だけが審査員降板を申し出た』などと報じています。番組スタッフが代役の審査員を探している、という話も飛び交っています」
だが、所属事務所のホリプロコム宣伝部に取材をすると、どうも違うようだ。
「コメントとしては、『FRIDAY』さまに掲載されたもので全てです。日村本人は反省に反省を重ねております。私ども事務所としても、反省すべき点は反省する所存です。その上で、少なくとも現時点では、今後も番組出演を継続させていただければと考えております」
どうやら明日の土曜、午後7時前にTBSへチャンネルを合わせると、しっかりバナナマンの2人は映っているようだ。
一方でNHKが2015年から不定期で放送してきた「バナナマンの爆笑ドラゴン」が9月24日に放送予定となっていたが、公式サイトで「9月24日放送予定の番組は、別番組に変更になりました。放送日時は改めてお知らせします」と発表された。
これを受けて、一部のネットメディアがニュースとして報道したが、NHKは理由を明らかにしていない。つまりFRIDAYの報道との因果関係は不明だ。
人気者だけあり、今後も様々な番組の出演予定が詰まっている。関係者を悩ませる状況が続いたとしても、全くおかしくないとは言えるだろう。
週刊新潮WEB取材班
2018年9月21日 掲載
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180921-00549119-shincho-ent
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