世界中の人々に「見せたい」日本のタレント
インドネシアでAFC・U-19選手権が開幕した。これは来年ポーランドで開催されるU-20ワールドカップ出場権を争う大会であり、日本は19日にグループステージ第1戦・北朝鮮戦に臨む。
ここでは、今大会に出場するU-19代表選手の中から今後の日本を担うであろう若きタレントに着目し、大会を展望する。
「間違いなく、あの大会があったから今の自分がある」
10月16日のキリンチャレンジカップ・ウルグアイ戦で日本代表初ゴールを決めた20歳の堂安律(フローニンゲン)は、そう断言する。
U-20ワールドカップという舞台でイタリア相手に衝撃的なゴールを決めた男は、自信という武器も携えて、そのまま欧州へステップアップ。ビッグクラブへの移籍がささやかれるまでの選手になった。
古くはDF内田篤人(鹿島アントラーズ)が欧州クラブから注目されるようになったのもこのU-20W杯だった。AFC U-19選手権についても目を光らせているクラブもあるが、その絶対数がまるで違うのも現実だ。
そして「日本にとって世界の代表チームと真剣勝負をできる数少ない機会」(前U-20日本代表監督・内山篤技術委員)でもある。日本サッカーそのものの蓄積という意味でも、個人の経験値(あるいは国際試合に対する自信)という意味でも、出続けたい大会であることは間違いない。
そして今回のU-19日本代表には、間違いなく世界中の人々に「見せたい」と思えるだけの選手たちが揃っている。FW田川亨介(サガン鳥栖)、MF安部裕葵(鹿島アントラーズ)、郷家友太(ヴィッセル神戸)、齊藤未月(湘南ベルマーレ)、
DF橋岡大樹、荻原拓也(ともに浦和レッズ)、菅原由勢(名古屋グランパス)といったJ1クラブで公式戦の経験を持つ選手がズラリと居並ぶ陣容は、率直に言ってかなりゴージャスだ。
またJ2に目を転じても、東京ヴェルディで傑出したプレーを見せてきた技巧派MF藤本寛也の名前がすぐに挙がるだろう。まだ出場機会が限られている選手でも、説
明不要の麒麟児であるFW久保建英(横浜F・マリノス)、三浦知良との年の差2トップが話題を呼んだ最年少FW斉藤光毅(横浜FC)、トゥーロン国際大会などの活躍によってすでに欧州クラブからも注目される189cmの大型MF伊藤洋輝(ジュビロ磐田)、群を抜くポテンシャルを誇るGK谷晃生(ガンバ大阪)ら個性豊かなタレントがひしめいている。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181019-00010001-goal-socc
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