ソト、ロペス、メッセンジャーが残留
早いもので3月末に開幕したレギュラーシーズンが終了し、CSもセカンドステージが開幕した。その裏では、4位以下となったチームの外国人選手が続々と離日し、オフシーズンを迎えている。と同時に聞こえてくるのが、来シーズン以降の契約に関する話題だ。
アレックス・ラミレス監督の続投が決定したDeNAは、今シーズン大活躍のネフタリ・ソト、そしてチームの顔になりつつあるホセ・ロペスとの契約更新を発表。来シーズンも筒香嘉智や宮崎敏郎と共に強力打線を形成することになるだろう。
17年ぶりの単独最下位となった阪神は、ランディ・メッセンジャーと単年契約を締結した。9年目の今シーズンは故障離脱があったものの、11勝7敗、防御率3.63とエースの働きを見せ奮闘しており、当然の契約延長と言えそうだ。
来シーズン38歳となる年齢はネックだが、今シーズン中に国内FA権を取得しており、外国人枠を外れ日本人選手扱いとなる。
そのため、想定外のことが起こっても対処はしやすい。そのメッセンジャーはすでに日本を離れているが、「チームの助けになる外国人選手が来て欲しい」とコメントを残し、自身の枠が空いたことによるさらなる補強を求めている。
金本知憲監督の辞任を受け、矢野燿大二軍監督の一軍監督就任が発表されたばかりだが、メッセンジャーの「お願い」は球団に聞き入れられるのか――。オフの動きに注目したい。
残留希望のビシエドは?
そのほかでは今シーズンで2年契約が満了するダヤン・ビシエド(中日)の去就が注目を集めている。今シーズンのビシエドは首位打者、最多安打とふたつのタイトルを獲得しており、中日は契約延長の方針。
本人も残留を希望しているが、仮に中日と再契約しなかった場合、阪神をはじめとした複数球団が獲得に乗り出すことは確実だろう。
最下位に沈んだ楽天はメジャー経験もある石井一久GM体制となり、どのような補強をするのか注目が集まっている。複数年契約を結んでいるゼラス・ウィーラー、そして中継ぎとして結果を残した宋家豪は残留見込みと報じられているが、ペゲーロは退団が決定的とのこと。
その他の外国人選手については未定だが、かつてはアンドリュー・ジョーンズやケビン・ユーキリスといった大物外国人選手を獲得してきた実績もある。石井GMの下、さらなる大物外国人選手の補強もあり得るかもしれない。
また、来日1年目で6月までに9勝を挙げたオリックスのアルバースなどは、シーズン途中に新たに2年契約を結んでおり、
来季以降のさらなる活躍に期待がかかる。同じく加入1年目で13勝2敗と好成績を残し、最高勝率の個人タイトルも獲得したロッテのボルシンガーも球団側が契約延長の方針を示している。
これからクライマックスシリーズ、ドラフト会議、日本シリーズの話題がメディアを賑わせることになるが、そのなかでチームの成績を大きく左右する外国人選手の去就にも注目したい。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181018-00169417-baseballk-base
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