戦後日本初の国産戦闘機F-1 活動の場は陸・海・空!

「エフワン」と聞けば、ほとんどの人はモータースポーツの最高峰、「F1グランプリ」を連想することでしょう。しかし、戦闘機ファンは航空自衛隊がかつて保有し、日本の防空を担っていた国産戦闘機F-1をまず連想するかもしれません。

F-1は国産の超音速高等練習機T-2を母体に三菱重工業が開発した、我が国において戦後初の国産戦闘機です。F-15「イーグル」戦闘機やF-4「ファントムII」戦闘機に比べるとやや小型でシャープな形状ながら、凄みのある迷彩塗装に身を包み、最大速度はマッハ1.6。

対空、対地、対艦の任務に対応し、2019年現在、各国が運用中の戦闘機にも見られる多用途能力、いわゆるマルチロールファイターのはしりと言っても過言ではない機体でした。初飛行は1977(昭和52)年で、2006(平成18)年までの29年間、日本の空の防衛に貢献しました。

F-1の活動の場は幅広く、対空任務では空対空ミサイルを装備し、おもに対領空侵犯措置任務、いわゆるスクランブル任務で日本の防空に従事。

対地任務では有事の際、陸上自衛隊の戦闘を空から支援するため、固定武装の20mmバルカン砲、各種爆弾やロケット弾を用いて敵上陸部隊の撃滅が任務とされていました。

そして対艦任務はまさにF-1の独壇場でした。F-1はF-4EJ改やF-2が登場するまでは、国産のASM-1空対艦ミサイルを発射できる唯一の機体であり、島国である日本に迫る敵艦隊を屠る能力を持つ重要な戦力だったのです。

与えられた正式名称は「F-1支援戦闘機」。F-1はその能力から「攻撃機」や「戦闘爆撃機」と呼ばれるべき機体でしたが、専守防衛を第一とする自衛隊では他国への攻撃を連想させる名称を避け、「支援戦闘機」と呼んだのでした。

ネットの反応

1.
マッハ1.6出るが、旋回性能の低い機体。

という存在だったが正しい。

2.
双発の屠龍が対地攻撃とB29迎撃に使われたように、積載量の高い戦闘機は多用途戦闘機にほぼ分類されます

往々にして、コストが高く、専門性が薄い、のですが、どうなるか

3.
フランスのジャギュアとエンジンが同じだと機体も似たようになる。実戦に参加しなかったからその能力は未知数だけど日本の防空の要だったことは確かだよ。
4.
F16側の米軍が自衛隊に対して模擬空戦訓練時
「F16 1機に対してF1 2機つけてくれ、
それでないと当方の訓練にならない」
と言われたと自衛官が言ってました

F1好きだけど話盛りすぎ

5.
一番原因はブルーインパルスのT-2が曲技飛行中に墜落し、墜落した原因も判明しなかったためパイロットが墜落の原因が不明と安全性保証されなかったためパイロットが登場拒否しT-2の引退が早まったといわれています?。
6.
現在の空中戦はドローンだと思う

物量作戦で大量の1万機を超えるドローン部隊が高高度から投入された場合それに対処する方法ってあるのだろうか?

7.
ソ連艦隊への片道切符を過剰評価し過ぎですよ
8.
後方視界は悪いし旋回性も悪いし非力なエンジンで加速もしない。
取り柄は素直な操縦性。

でもスマートな機体に対鑑ミサイルぶら下げて離陸する姿が好きでした。

9.
F-1はF-16に勝つなんて、笑。
これを信じる者はね、うん。
以下略。
10.
戦争で勝つもりもなく、また売るつもりもないし
オリジナルが造れない日本では良いサプライヤにしかなれない。
F16がマジになったら勝てない。

練習機は頑張っても戦闘機風味が良いところでしょう。
性能や精度はさておきなら中国の方が造る体制は上でしょうね。

11.
航空自衛隊のパイロットの技術は
世界No.1
これだけは確実
12.
どの辺りがF-16に勝ったのかと思ったら、模擬戦闘の1度の勝利ですか。まあ勝ちは勝ちだな。

でもF-1というと、ブルーインパルスに採用されて演技中、引き起こしに失敗して中古車販売店だったかに墜落した事しか記憶に無いや。

F-104とかも胴体の長さに対して主翼が小さく、機体の運動性に頼るのでは無く、ミサイルキャリアとして期待されていたと思うんだが。一時代を築いたと言えばいいのか、ポッと出のあだ花と言えばいいのか、評価に困る機体だね。

13.
F-1は「エフワン」ではなく、「エフイチ」ですよ。
14.
時間の経過と共に記憶は美しいものに変質していくって言うしなぁ。

装備品への足枷が今よりも更に激しい往事の状況下で、関係者は確かに頑張ったと思うよ、そりゃ。ただ、そうした頑張りを強いるということが適切な政治的判断だったかどうか?は別問題。

まぁ、設計開発当時は周辺国の軍事レベルが今とはまるで違うから、それでも良かったのかもなぁ。

15.
「名機」?「F-16に勝つ」?
高速迎撃機で格闘戦とか有り得ないんですけど?

パイロットの練度、限定下のかなり無茶な戦法での勝利です。
機体性能では完全に負けてます。

性能的には電子機器を強化したF5程度の機体です。

後ろを目視確認できない、似たような機体構成、似たような使用目的、同じエンジンのSEPECAT Jaguarより非力で、同じ欠陥を共有する欠陥機だろう?

16.
練習機と聞いていたが、実戦配備されていたのか。細いシュッとした機体で期待したぞ。
17.
好きな機体デザインだったけど、BIにも使われたとか未亡人製造機って別名があったとか・・書けないかな。
18.
ベースはT2,単座にしたが、胴体再設計する予算もなく後席の窓潰しただけで斜め後方視界ゼロ。
どうしてT2の窓そのままにしなかったんだろう?
19.
いくらなんでもF16には勝てないよ。ただ彼女はとても魅力的な機体で可愛い顔とロシア機にありそうなバブルキャノピーを持っていた。僕ちんの推しなんだ。
20.
F-104よりはマシ、F-5相当でしょ
F-16がどうとか言うのはF-2の方ですよね
21.
それでも現場の人たちは愛着と誇りを持っていたんだろう。
良いことじゃないか。
22.
F3は日本が独自で出来る範囲でF1の発展型でいいのではないでしょうか?  予算が少ないので、エンジンは経済的で静かなのを選び、

スピードは落ちるが胴体は太くして燃料と電子機器を積めるようにし、長距離を飛べるようにし、翼を大きくしてハードポイントを増やし、整備性が良く、訓練や長距離ミサイルキャリアー、スクランブル、偵察用、対艦対地攻撃用で安価で大量に作る。

F35の後方から、中國人民軍と戦うには大量の兵器が必要だと思います。もちろん小型無人機も大量に必要でしょう。

23.
この記事にあるF1かT2かははっきり分からないけど某県の県道沿いにある空自の基地に有ります。県道を車で走っていても見れます。
ダミーか?そこ迄は分かりませんけど。
24.
元祖対艦番長
エンジンがショボいから、空戦性能は少し盛りすぎ。
25.
なんか聞いた話だと思いもよらず性能が良かったT-2を単座戦闘機にしたら電子機器やらなんやらが重たくて性能が低下した。と云う事だったのだが…

エアロダンシングでは思い通りに操作するのが結構キツかったようなイメージがある。もっともイーグルと比較するのは卑怯な気がするが

26.
さぞかしツッコミが入りまくるだろうと思ったら案の定 w

「戦闘機」って言っちゃうと、普通の人は敵の戦闘機や爆撃機をばったばったと撃ち落す「制空戦闘機」を想像すると思うけど、F-1は「支援戦闘機」、他国の言い方に直せば「攻撃機」なんだよね。

F-1で他国の制空戦闘機と渡り合うとか、何の冗談ですか w
それをマルチロールファイターてアナタ w

攻撃機として見れば、有事に日本上陸を図る敵の艦船を洋上で徹底的に叩く、という日本の防衛ドクトリンに沿った、それなりに使える機体だったとは思うんですけどね。

まあ幸いF-1が実戦を体験することは一度も無かったから、実戦でどの程度役に立ったかは推測するしかないわけだから、これでもちょっと褒めすぎかも。

F-1の意義は、日本が航空機材を自前で開発していくうえでのマイルストーンとなった、ということでしょう。

27.
搭乗員は優秀だったかもしれないが、対艦攻撃以外は同時期に登場した他国の軍用機に及ばないし機体に余裕が無く改良による性能向上ができなかった。
28.
Fー1がFー16より高性能なら、後継機のFー2をFー16ベースで開発した意味が分からない。
29.
実際にF-1の操縦経験者から詳しい感想を聞いた事があります。本来の任務には不要だった超音速性能を求めた結果、中途半端な機体になってしまった点に尽きると強調していました。
30.
などと軍事ヲタが申しており。