ラグビーのニュージーランド代表の踊り「ハカ」は、迫力ある身振りと表情で知られる。26日のワールドカップ(W杯)日本大会の準決勝では、そのハカに、対戦相手イングランドが前例のない受け止め方を見せた。
ニュージーランド・マオリ族の伝統の踊りハカに対しては、相手チームは肩を組んで横一線に並んで見るのが通例だ。
しかしこの日は、両チームのアンセム(応援歌)斉唱が終わり、黒のジャージーに身を包んだオールブラックス(ニュージーランド代表)がハカのために逆三角形に陣形を整え出すと、白のジャージーのイングランドはV字型に広がって向き合った。
■主将が笑みを浮かべる
イングランド主将のオウエン・ファレルは、ハカの最中、笑みを浮かべているように見えた。
「相手がこちらにかかって来るときに、ただ一列に並んで立っていたくはなかった」とファレルは試合後のインタビューで語った。
ニュージーランドに、好きなようにはさせないという意思を伝える意味があったという。
この日の対決は、イングランドが19-7でニュージーランドに勝利した。
■NZ陣営に踏み込む選手も
異例の隊形でハカに向き合ったイングランドに、主審のナイジェル・オウエンスが注意する一幕もあった。
ハーフラインを越えてニュージーランド側に入り込んでいたイングランドの選手の一部を、自陣に戻るように命じたのだった。
ラグビーの統括団体ワールドラグビーは、試合前に踊りなどを見せる際、各チームが自陣から出ることを禁じている。
イングランドの選手たちは、それぞれが熱い思いを胸にしていた。
センターのマヌ・トゥイランギは、「全員、準備万端で団結していることを示そうと思っていた」と言う。「これまでなかったことで、エディ(ジョウンズ監督)が提案したんだと思う」。
フランカーのトム・カリーは、「我々は早い段階で相手に向かっていきたかった。あれ(ハカ)はもう試合の一部だろ?」と述べた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-50195825-bbc-int
ニュージーランドのハカvsイングランドのV字 pic.twitter.com/yzlsMeLCob
— アッキー (@kusakari427) October 26, 2019
ネットの反応
あの陣形はカンネーの戦いにおけるハンニバルの陣形。突進してくる敵をおし包んで勝つと言うもの。ハカは中央突破を象徴するのだとすれば、もちろん有り。相手陣内に踏み込んだのは無礼。罰金払いなさいって事。いんじゃないですかね、大人しく受けの陣形を作って見せるくらい。
ハカをやるのも自由だし相手がどう受ける(もしくは無視してアップを続ける)かも自由。
誰か風水の観点から解説をお願いします
魚鱗の陣に対して鶴翼の陣で布陣ですね
いつか日本が闘う時は車懸かりでお願いします
両チーム何かパフォーマンスをするというのならわかるがハカだけ認められるというのも違和感はあった。
ので、ハカを邪魔するのでもなく負けないという姿勢が感じられたあの陣形は良かったと思う。
ハカをやるなということじゃなく陣形を変える位の事は良いのではないかと思う。
試合が終わればノーサイドだけど
試合前、試合中は闘球部であったほうがおもしろい
イングランドが相手陣に入っていったのさえなければ良かったのに
スクラムハーフのアーロン・スミスも、「オールブラックスは110年間、これをやってきた。
46年前のハカを見たけど、随分あやふやだったようなw
ハカは好きだが110年は言い過ぎ。
これも戦術の一つにしても、色々な意味で奥深いスポーツですね。ただし、どのチームでなく、伝統や実績のある強豪国だからこそ、面白いと感じました
かっこいいわ。あれ。
自陣から出なければ問題無いのですよね。それぞれの国やチームでパフォーマンスがあっても面白そう。戦国時代の合戦も口喧嘩から始まる事もあったようですし。
ノーサイドの精神が守られるのなら試合前のイベントは盛り上がったほうが楽しい。
今回は揉めずに済んだが、イングランドは中央線を10mもNZ陣内に入っていって主審の注意を受けてもそのまま無視。あれは完璧なルール違反であり、今後もやって良いということにはならない。
NZに圧力をかけたかった意図はわかるが、そういう姑息な手を使わねば対戦できないならば、最初からWカップなど出てくるな。
かつてフランスーNZで対戦したWカップ時、仏代表がNZの目前まで出て行って問題になったことがある。仏が勝利したため後味も悪かった。
ラグビーってのはそういう競技ではないだろ。
格闘技でゴングが鳴る前に睨み合うのと似た感覚かな
まさにニュージーランドの魚鱗の陣に対抗した鶴翼の陣
鶴翼の陣か!
ファレル主将の自信に満ちた笑み、男の僕から見てもゾクゾクするくらいかっこよかった!
合戦の陣形みたいでカッコ良かった。
そもそも、NZを含めたアイランダーたちだけがハカの類をするというのも確かに変だとは思っていた。
やる側だけの士気が高めるだけでなく、ただ、受け身になって傍観するよりはいいと思う。
3位決定戦以降の試合では今後もなんらかの対戦相手の対抗策が面白そうだ。
あれは、鳥肌が立った。
そこからの、開始早々のトライ。
ラクビービギナーでも、たまらんかった。
両チームの闘志全開?
観ている者も奮え立たす演出…
最高です!
最後の一文に震えた、、、、、
NZだけハカやる時間許されるのって何故なんでしょ?
相手が墓なら、
もし私が相手チームだったら、みんなでスマホで笑いながら撮影~~。正面から撮影するチャンスなんてなかなかないし、是非撮影したい~~。楽しそう!
まぁ、所詮、ただのパフォーマンス・威嚇ごっこなんだし。おもしろくやれば楽しくていいよね?
試合前に踊るのは肯定されるのに、イングランドが批判されるのは、どうなの?って思います?イングランドのパフォーマンスは、最高でした?
教えて欲しいですけれど?
演出なのだから、例えば相手チームは背を向けてガン無視してもいいの(礼儀じゃなくルール上の話として)
多くコメントされているが本当に両陣営格好よかった。私家は皆でテレビの前で興奮して叫びましたよ。ほんとラグビーは現代合戦だ 血がたぎるとはこのこと。終わったあとの清々しさといい、だからラグビーから離れられないのです。
禁止してる相手陣営に入るのを注意しても守らなかったのにペナルティはなし?
なら今後は相手チームは近くまで行って邪魔しそうだね
ベッカムに少し似てるね・・
ハカやって負けてカッコ悪い。
COOLだった。