開幕前に阪神から西武へ移籍しチーム10年ぶりのリーグ制覇に貢献した榎田大樹投手(32)が、17日から始まるソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージを前に西日本スポーツのインタビューに応じた。0勝に終わった昨年の苦悩、新天地で自身初の2桁勝利を挙げた要因、両球団への思いなどを明かし、日本一への戦いに臨む決意を口にした。
-初めてのリーグ優勝。あらためて実感は
最初は感じなかったけど、ビールかけをやったり、いろんな方に連絡をもらったりして、あらためて実感した。最近は年間通して結果を残すということができなかった。それを考えると、今年はある程度は貢献できたのかもしれない。
-会見では「天国と地獄」という言葉もあった
昨年の自分に比べたら、という意味だった。昨年は3試合しか投げていない。そんなプロ野球選手なんて地獄。
9月後半まで1軍にいて登録を抹消され、戦力外だと覚悟した。そのころの自分を考えると、今年は優勝して、会見にも呼ばれたのは天国。
昨年は、この先も野球できるか、次にどんな仕事をしようか、と家族と話していた。今年はマジックがついて、優勝しちゃうかもね、なんて話していた。家での会話の内容も明るくなった。
-もし戦力外通告を受けていたら
いろんな経験をしようと思って、アメリカの独立リーグで野球をやっている知人がいて、そこに行くことも頭の片隅にあった。
教員免許も持っているし、高校の監督をやりたいとも思っていた。現役をやめざるを得ない環境になるかもしれないと、すごくいろいろ考えた時期だった。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181016-00010000-nishispo-base
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