京都府亀岡市で集団登校中の児童らに車が突っ込み10人が死傷した事故は23日、発生から7年を迎える。「春のサクラを見るのがつらい」。次女の小谷真緒さん＝当時（7）＝を失った絵里さん（37）は惨劇の起きた季節が巡ってくるたび、心をかき乱されてきた

。だが真緒さんの姉妹の成長を見守る中、「真緒のことをみんなに知ってほしい」と願うようになった。同日午後0時40分から京都市右京区の京都先端科学大で遺族らが開くシンポジウムで、初めて市民に事故への思いを語る。

「ママやで。分かる？」。2012年4月23日午後。医師たちが心臓マッサージを終え、事故後初めて向き合った娘は、既に冷たくなっていた。

思ったほど傷のない顔に触れる。血と消毒液の混ざったようなにおいがした。娘の左手薬指を見ると、爪がはがれている。1週間ほど前に京都市内で花見などをした時、ふと寄ったチャペルの前で「結婚できるかなあ」と真緒さんが口にした記憶がよみがえる。

病院の外に出た。「これからどう生きればいいの」。周囲には春の夜のにおいがたちこめていた。

それ以来、春になって夜のにおいをかぐと、涙がつーっと流れ出てしまう。花見をするのもつらくなった。「みんなが明るい気分になる季節やけど、春は外に出たくない」

だが事故から7年近くたち、絵里さんの凍った心に変化の兆しが生まれた。事故に巻き込まれ軽傷を負った長女の愛奈さん（15）と、三女の優奈さん（12）が今春、それぞれ高校と中学に入学した。成長を続ける娘たちに背中を押されるようにして、若い世代に事故の悲惨さを伝えたいという気持ちがわき起こった。

これまでも数回、警察関係者の前で講演してきたが、一般向けに話したことはなかった。「講演しても社会は変わらない」と思っていたからだ。しかし、娘たちが成長し、事故を起こした元少年の当時の年齢に近づいてきた。

「残された娘たちには幸せな人生を送ってほしい。周囲で事故が起こらないためにできることがある」。学生の多い大学という場もうってつけだった。

優奈さんからは事故後、「ママみたいな立派な大人になる」という手紙をもらったことがある。「大人だけ前を向けないまま、という訳にはいかない」。娘たちに力を得て、惨劇の記憶を伝えるつもりだ。

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190422-00010002-kyt-l26


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ネットの反応

1.
8年前オフクロが心筋梗塞で亡くなった
帰宅した時涙が溢れ出た
年数重ねる毎に
思い出すんだよ
一緒に買い物行ったり
過ごして来た日々を
境遇は勿論違うけど
忘れる事は無いだろう
2.
おきもちは痛いほど分かります、立ち直れという方が無理ですよ。ずっとずっとこの季節がくる度に亡くした人のことを思わずにはいられないと思います。ずっと引きずっていていいと思います。
お腹を痛めて産んだ愛しい我が子を亡くしたもにしか分かりません。お二人のお嬢さんが無事に成長をしてくれることをお祈りしてます
3.
7年経つのですね…
ニュースで見た時の衝撃は今も覚えています。

新学期を迎え期待を胸にランドセルを背負った子供達が…それに付き添った親が…

被害に合わないよう注意していても起こる事故はあります。
事故があって危ないから…と見守りで立って下さっていた方が事故に巻き込まれたり…
胸が痛くなります。

少しでも防げる方法を早急に国はちゃんと考えて欲しいと思う。
ガードレールを作るとか、信号を取り付けるとか、免許の返還を義務付けるとか…

危ないから、信号をつけて欲しいと訴えてもなかなかつけてもらえず、死亡事故が起きてやっとつける…後回しにしている事多い。

4.
悪を憎んで人を憎まずという言葉があるがでもよく考えると悪をやるのは人間だ。悪だけが一人歩きするわけではない。だから犯罪を犯した人間を無理して許す必要はないと思うしできるはずがない。
無茶な運転をするやつは未必の故意が当然ある。犠牲者が出ることを承知の上で運転をしているからだ。こういう不心得のない人間を憎むべきやし許して社会復帰させるべきではない。
5.
お嫁さんに行くまでは、おそらくずっと一緒にいたはずの、娘さんが突如この世から、ましてや親よりも早くに逝ってしまうとは、思ってもいない出来事。
これから、小学校から中学生、高校生、大学生そして社会人になり…って時に娘さんの命を奪われるとわ。若いからダメで年寄りだから良いとかではなく、自分の大切な人がいなくなれば、何もかもから現実逃避したいと思う。時間が解決するってもんじゃないと思う。
6.
交通事故はがんと似ていると連載に書いたのは東大病院の医学者の中川恵一氏である。
がんになるならないは一種の「運」で決まっていると考えられるという。
交通事故も自分自身がいくら気をつけていたとしても、交通事故に巻き込まれることもあり得る。
つまり交通事故に巻き込まれる巻き込まれないも一種の「運」で決まっていると言える。
しかし、交通事故の場合は、咄嗟の判断で生死が分かれるかもしれない。
7.
交通事故で悲しむ人々が、1人もいなくなる世の中に早くなってほしい。
8.
京都にそんな長岡と奈良のからパクった名前の大学っていつ出来たの？　そっちが気になってしまうわ…。
9.
交通事故で人が亡くなるニュースを聞かない日はない。
10.
もう7年ですか。
無免許運転、遊び続けた上の居眠り運転を危険運転で裁けない理不尽さに日本国民が怒りで震えました。
私も小学生の娘がいますが、毎朝送り出す度に「通学路に暴走車がきたら‥」と考えてしまいます。
免許証を入れないと動かせない車、呼気検査しないと動かない車、免許更新で実技試験を導入。本気で事故を無くしたいならできるはずです。
11.
毎日二桁以上の人間が死んでるわけだから、車とは本来恐ろしいものなんです。
ドライブが楽しいとかいうドライバーは、頭がおかしいと思う。ハンドル握った瞬間から、犯罪者になる権利を持つのだから
12.
｢おはよう｣
｢いただきます｣
｢行ってきます｣
｢ただいま～今日ね・・・・○○ちゃんがね｣

普通の日が、壊れた日

普通じゃない日が始まり、其れが普通の日に為る。

前を向いて、語り続けてください。

常々思うのだが、「免許更新時や、違反者講習時には、『もっと凄惨な映像をボカシやモザイクは無し』で見せるべき」だと思う。

13.
敬語すら話せないお父さんが
刑務所とかで講演してますよ。
14.
この事故が起きた時、亡くなった妊婦さんと同じく私も妊娠中でした。
事故からの年月と息子の年が重なるので、毎年この事故がニュースで流れるたびに特別な思いがこみ上げてきました。
息子もこの春小学校に入学し、がんばって登下校に慣れようとしています。
親の私は心配すぎて毎日ハラハラしていますが、この事故のことを思い出すと、どこの親も同じように心配してる中で実際に子供が事故に遭うなんてどんなにつらいことかとますます怖くなります。
ましてや子供たちは交通ルールを守って一生懸命歩いてる中、防ぎようのない理不尽なことで命を奪われるなんて。
最近も暴走老人と暴走バスでなんの罪もない人が亡くなりました。
もうどうやって子供や家族を守ればいいんだろうと絶望的な気持ちになります。
15.
痛かっただろうな、可哀想に。
遺族の哀しみは癒えることがない。


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16.
あまりにも酷すぎる事件。この事件は悲惨過ぎてたまにフラッシュバックします。当時私も妊娠中で、お腹にいた娘は今年小学生になりました。
まおさん同様この事件で妊娠中だったお母さんが亡くなり、その方の遺族の無念を思うと不憫でなりません。二度とこんな事件が起こりませんように。法改正を、規制を厳しくして欲しい。
17.
私も桜が満開の時に3人目の子供を死産しました。
7年間大切に大切に育ててきたお嬢さんを突然亡くされた悲しみほどではないでしょうが、この季節が巡ってきた時の感情は少しわかります。

どんなに悲しくても、お嬢さんはお母様に幸せに生きて欲しいと願っていると思います。

我々の時間だっていつ終わるかわかりません。
悲しみに包まれて生き続けるのは、あまりに人生がもったいない。

いま、お嬢さんはお母様のことを誇らしく思ってくれている事と思います。

18.
それでも歩行者は邪魔とばかりに細い路地を我が物顔でビュンビュン飛ばす車がいる。
19.
亀岡とか舞鶴とかたまに行くけどガラ悪いね
20.
いつもの行ってらっしゃいがすごく大切な事だなーって
21.
捕まったガキ共の今が気になります。
一睡もせず無謀運転の末の惨劇だったと記憶してます。
22.
池袋のような親子で亡くなった事例が出る度に思い出す。
23.
これはもう、他人がどうこう言えるものではないと思います。そっと見守るしか。
ふいに、故人の発した言葉やしぐさを思い出すことがあります。胸の奥が痛くて、歩きながら泣きます…
24.
現場の道を通る度に必ず思い出します。絶対に忘れません。
25.
春の夜のにおい

これが辛いなんて残酷だな…

26.
今も昔も４月は悲惨な自動車事故が多いね
27.
ずっと成長を見続けたかったはずだろうに、心痛は想像を絶します。
もう7年経ったなんて、でも真緒さんにとっては辛くて苦しい期間だったと思います。
講演を聞く人、この記事を見た人の心に届くことを願わずにはいられません。
28.
可愛い我が子に、二度と触れることの出来ない絶望感は、想像を絶する悲しみだと思います。
お嬢様二人も心強い味方ですね。
どうか、悲しみが癒えることはないと思いますが、少しずつ少しずつ、前進出来ますように。
29.
今年から小学生になった子供がいます。
交通事故と、犯罪者から守るため、
入学式から毎日、必ず送り迎えを続けています。
行ってらっしゃいと言って帰ってくる、なんて時代はとうに終わってしまった、と、そういう感覚でいます。
我が子を守るのは親だけ、と私は信じています。
30.
事故を起こしたやつは反省もせず生きてるんだな。おかしいよな。


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