ファッション誌『JJ』を1年分(2018年1~12月号)を読んで、とても驚いた。女子大生の読者モデルがなかなか見当たらない。11人しかいなかった。

2017年はどうだったか。いくらページをめくっても現れない。やっと1人発見。が、それ以上は見つからなかった。

かつて『JJ』には女子大生がきらびやかな格好で所狭しと登場していた。彼女たちはどこへ行ったのか。平成が終わるとともに消え去ってしまうのか。

私は『大学ランキング』(朝日新聞出版、年刊)の編集を長く担当してきた。同誌では、女子大生の読者モデルランキングを掲載。

20代女性が主要な読者であるファッション誌、『JJ』(光文社)、『CanCam』(小学館)、『ViVi』(講談社)、『Ray』(主婦の友社)の4誌に登場する女子学生をカウントしてきた。

4誌は赤い見出しが多いことから「赤文字系」、共通する発売日から「23日系」と呼ばれており、2000年代まで、おしゃれに興味がある女子大生によく読まれていた。

最近の読者モデルランキングを見てみよう(表)。

女子大生読者モデルがもっとも多かったのが2006年である。前出の4誌合計で6311人(延べ数。同じ人物が同じ雑誌、同じ号や掲載されても1人としてカウント)。

1位の青山学院大は876人。この年、『JJ』に登場した女子大生は3097人もいる(『JJ』の1位は慶應義塾大332人、2位日本女子大259人)。

それから10数年以上経った今日、4誌合計で2017年は924人、2018年は414人まで減少したのである。

なぜ、ここまで女子大生が読者モデル離れを起こしたか。

「嫌味にならない着こなし」が慶應ポリシー
それを考察する前に、女子大生読者モデル史を『JJ』の歴史とともに振り返ってみたい。
4誌のなかでもっとも歴史が古いのが、『JJ』である。「1975年6月号 別冊★女性自身」として創刊。誌名の由来は「女性自身」からだ。

創刊号の目玉は、「大特集 ニュートラ スナップとお店のガイド横浜・東京・神戸・大阪」であり、読者モデルとして16歳の高校生、20歳前後の大学生が多く登場する。

『JJ』はまもなく個別の大学にフォーカスをあて、以降、30年近くこのスタイルが定着した。1976年6月号では、「神戸ニュートラ」の代表的存在として甲南女子大のセンスをこう賞賛した。

「学生たちの服装は、ワンピース派、なによりもその色の華やかな、カラフルなファッションは、とても関東では見かけられない様子です。

また、小物の取り入れ方も早く、今ではグッチ、セリーヌからエレガンスなものに変わっています」

1980年代になるとブランド志向が次第に強まっていく。
1984年2月号の特集「伝統校のスクールカラー大比較」では、慶應義塾大の女子学生のファッションについてこう解説する。

「質の良いものを長く着るということを、子供のころから教えられてきた慶應の女のコたち。定着したイタリアンブランドの服も、嫌味にならない着こなしで慶應のポリシーを出しています」


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ネットの反応

1.
読者モデルって何?
素人のモデルって意味なの?
2.
やれそうな大学ばかりやな(笑)
3.
女子大生でブランドだの、ファッションだのって遊んでるのは親の金を遣っていい気になってる馬鹿女だと思う。
普通の真面目な子は勉強とバイトで多忙。
よくてサークル仲間と遊ぶくらい。
スウェットやリュック、スニーカーを使ってコーデしてると思う。
こんな浮かれた女子大生が載ってる本をお金払って買うわけない。
今は安くてトレンドを取り入れた服があちこちで手に入る。
何十万もするバッグや服を買って喜んでるのは一握りでしょう。
知人の娘さんはヤマザキのチョコツイスト6本入りで150円のを冷凍してコリコリ齧って一週間持たせて親からの仕送りを使わないで貯めていました。
迷惑かけられないからって。
そんな現実があるのに、なにが女子大生モデルだか。
4.
読者モデルは別にセンスがあるとかスタイルいいとかよりも、ただ単に金持ちなだけ。
まして、学生にも関わらずブランド品をひけらかして、バブルの頃ならまだしも、今の時代には品のない人にしかうつらない。

名古屋とか神戸とか、またブランドやファッションに対して独特の文化があるところならまだしも、特に東京近辺ではもう ブランド品自体

完全に二極化していると思う。
若い子は特に ブランド品が逆にかっこ悪く思うこともあるだろうし。
5.
SNSやフリマ、出版社もそういうプラットフォーム立ち上げれば良かったのに。
6.
女子大生使うより乃木坂とけやきの子を使った方が需要があるからでしょ。
7.
女子大生は高校生(&小、中学生)から見れば、オバサンって事でしょ?
8.
バブル時代に東京で女子大生だったけど、頭の先からつま先までブランドという人がいっぱいいて凄かった。 卒業旅行はヨーロッパ周遊が当たり前。
JJでは女子大生が大学名と本名付きで一杯写真載ってたけど、プライバシーが問題にならなかったのが不思議。
9.
これと、SPA!のランキングどちらもだからなに?お洒落な読者モデルがいる大学ランキングは許されるの?って感じ。
女子大生が良くも悪くもブランドになっている日本のおろかさだ。
大学って学問を修めるところだろ?
学部程度じゃ知れてるが、面接しても学問的な質問に答えられない学生が多く、サークルやボランティアに頑張りました!って違うだろ!って突っ込みたくなる。
読者モデルでもやれそうな女でも良いんだけど、大学名出さないで欲しいもんだ。
10.
今やファッション誌は付録目当てでしかない。
11.
中途半端な知名度によりちやほやされる以上に個人情報を露呈される可能性が高くなり、ちょうどいいブスがアイドル活動してマニアに握手やハイタッチ商法で気軽に体を触らせる事やTVや会場でパンツを見せる商売をしてる現在、
雑誌に載ってるだけで憧れの存在になれるほど見た目が良ければ読モなどならずとも見た目を金に変えられるし、
もっと若い時期にその手の事務所が抜け目なくスカウトしてます。芸人でさえちょうどいいブスが渋滞してるのだからモデルなんてそもそも中途半端じゃ成り立たないほど成りたい女性は溢れてるんです。
そしてマウンティングとも捉えかねないモデル活動とかバランス感覚があるスマートな女性は選ばない時代になったのでは?っか紙媒体の雑誌って買います?
12.
ファッション発信のプラットフォームが、誌上ではなくてsnsやYouTubeの方に移ったんだろうね。
13.
雑誌じゃなくてSNSで片付ける。たぶん原因はこれ。お金いらないし手軽だしね。
14.
今時雑誌なんて読まない。
15.
昔は地方の娘が都会ファッションに憧れて購読してたようだが、現在ではTVだけ見てても流れが解るのだから、未だに雑誌が売れるのが不思議だよ。昔みたいに誰でも同じでなくて、自分に合う個性が出てきたしね。


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16.
インティキ国家のスェクハラランキングであるのは、間違いないだろう
17.
読モとかほんといらない。
プロでもアマでもないし存在意義がよくわからん
18.
ギャル雑誌の読モで天狗になってる女いたなwww
19.
雑誌が流行作って、みんなが同じファッションに向かうことがもうない。
でも、みんなユニクロだったら、結局同じだわね。雑誌が不要になっただけで。
個性は特になし。
20.
なんか需要あるの?
21.
ファストファッションで事足りてるってことじゃないのかな。
22.
読モ全盛時代に、そのワードローブとかライフスタイルなんかよく掲載されてたが、ほんとかよ?と思うくらいブランド尽くしだった。
全身シャネルやグッチに時計はロレックス、とても学生とは思えず、夜のお仕事の人みたいだった。
今はインスタでもそういうファッション自慢する女子大生はいないと思う。
23.
欧米の若者向けファッション誌の現状はどうなってるのか知りたい。
24.
全員

くそぶっすすす

やれる女子大のほうが

ニーズあるで

25.
平成終わる前に既に終わってるけどね。
26.
雑誌の発信力や影響力は低いよ。
あとファストファッションの時代。

洋服で張り切る人なんて、そんなにいないよ。

世の中が成熟してきたんじゃない。

27.
またランキングが乗ってるみたいだけどどこかの雑誌と変わらなくない?
28.
ファッションと大学を関係つける意味あるのかね?
29.
大学は勉強しに行く所。
30.
ファッション誌みなくなったな。
お洒落な人や尖ってる人もあんまりいなくなった。みんな同じ。


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