【もぎたて海外仰天ニュース】

靴店の18歳のスタッフが自閉症の女の子に示した親切な対応が、全英の注目を集めている。

英BBC(5月28日付電子版)などによると、中部バイチェスターの靴店「クラークス」でアルバイトをしているジェイコブ・タイラー君(18=写真)は今年3月、母親に連れられた小さな女の子の靴を選んだ。

ところが、女の子は自閉症で、「感覚過負担」(脳で処理できるよりも多くの情報の刺激によって起きる症状)で泣き始めてしまった。

ジェイコブ君は、女の子の隣に座り、泣きやむまで優しくあれこれ話しかけ、靴を履かせ、違和感がある理由を説明し、「すぐに違和感はなくなるからね」と語りかけた。

そして3月16日、ジェイコブ君のもとに、店長から賞状が送られてきた。賞状には「顧客から『ジェイコブさんから想像をはるかに上回る接客を受けた』という感謝のメールが来ました」というメッセージと共に、顧客からのメールが全文引用されており、顧客サービスチームでシェアするように指示していた。

メールは女の子の母親からだった。ジェイコブ君の親切な対応を説明した上で、こう書いていた。

「ジェイコブさんは娘が泣いている間、座っていました。娘が泣きやみ、大丈夫になるまで、目立たないように気を使って下さいました。私たちが時間を取り過ぎている、店の迷惑になっているという気持ちにならないように、対応してくれました」

まるで“天使”のごとき接客だが、これに大喜びしたのが、2カ月ほどしてこのことを知ったジェイコブ君の父親ジェームズさん。5月26日にツイッターに賞状の写真を投稿し、こうツイートした。

「私はバカらしいくらいに2人の息子を誇りに思っているが、18歳になる息子がこれを授与されたんだ。ちょっと涙が出てきたよ」

ジェイコブ君の女の子に対する親切と、ストレートな息子に対する愛情が共感を呼び、急拡散。6月3日現在、1万2000人以上がリツイートし、11万人近くが「いいね!」を付けている。

父親のジェームズさんによると、ジェイコブ君は16歳の時から障がいのある子供たちを支援する団体で働いている。手話にも堪能で、ストレスにさらされた子供の気持ちを和らげる方法を熟知しているそうだ。

写真はジェイコブ君が法定飲酒年齢の18歳になった時、近くのパブで初めてビールを飲んだ時のひとコマだそうだ。


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ネットの反応

1.
ジェイコブ君の臨機応変な接客は、経験と理解の上に成り立っている。父親の愛情も素晴らしい。素敵な家庭に育ったんだね。お店にお礼の手紙を出した少女の母親も素敵。素晴らしい接客は、買い物以上の満足度を顧客に与える。素直に感謝の気持ちを述べられる人間でありたいと思う。
2.
そうか。経験があるんだな。そうじゃないと難しいよな。立派な子だ。
3.
店員の対応は神対応です。
4.
ナイス!ジェイコブ。
明るいニュースに癒されました。
5.
引きこもりにもこういう対応をしていかないといけないんだよ
6.
天使の様な というところが気に入った。
なんでも神扱いするバカ日本人と違って優しさが伝わる。
7.
今のニホンでは親切心が仇になる事が増えてきたね、変な意味でなく声を掛けようものなら敵対心丸出しだもんね困ったもんだ。
8.
18でかっこええな。
この歳ではなかなかできるものじゃないよ。
9.
特技を活かした良い話です。
10.
心が洗われました
11.
私からも、素敵なエピソードをありがとうと賞状を渡したい!
12.
だから駄目だって。こんな話。
おじさん最近涙腺弱くてすぐ泣いちゃうんだから。
13.
人の気持ちがわかる
弱い者に寄り添える
本当に素晴らしい少年ですね。
この少年の親御さんも、女の子のお母さんもみんな素敵
14.
普通だよねー
アメリカではあんまりないって事がヤバイよねー
海外は怖いとこだしサービスも良くない
チップはいるし
15.
素晴らしい話だし、この話が拡散するのも素晴らしい


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16.
素でこういう対応ができる人間性を見習いたいです
17.
いい漢だな。
18.
やっぱり親の愛情をたっぷり受けて育った子は、人にも優しくできるのかもしれない。
19.
こういう時、どうすれば良いか知識がない店員さんだと、悪気はなくとも焦ってしまうよね。
良い巡り合わせだったということですね。
20.
日本では親切心で出来ることがたくさんあるけど、してはいけないという雰囲気も珍しくなくなった。
仕事柄、子どもと接する機会があるが、
親御さんが迷惑そうな顔をする時もある。
去り際のバイバイでさえ、子どもはナイショごとのように小さく手を振って行く。
私も子を持つ親だから、子どもはみんな可愛い。
少しお話ししてるだけでも、イヤな顔をしてウチの子に気安く話しかけないでというオーラを出す親もいる。でもそれも分からなくはない。
子どもにイタズラや犯罪をする人間が増えている昨今、他者に触れあわせないように隔離されて行く世の中になりつつある。
買い物中の一コマでさえ、見知らぬご年配者が語りかけてきたりするだけで邪険に思う方もいる。
21.
レベルの高い人がいた
22.
素敵だ。素晴らしい。日本の殺伐としたニュースの中で心温まる記事。
23.
これは、素晴らしい出来事ですね。
自閉症の子を抱える親は、常に周りの冷たい視線に晒されてる。
子供がパニックを起こして、自分の心が折れそうな時には、他人の何気ない優しい一言ですら、嬉しくて涙が出て止まらなくなることがある。
こんな神対応されたら、本当に心から嬉しいと思う。
24.
お父さんも自慢したくなっちゃうよね!
ほんとにできた息子さんで!
お父さんが素敵だからですよ?って教えてあげたいな。
25.
マスコミの仕事はこういう記事も拡散させること
26.
ああ、何て素敵な!
酷い事件報道が多いなか、心があらわれます!
届かないですが、皆さんありがとう!
27.
子供を持つ父親ですか、これはお母さんめちゃくちゃ助かっただろう。
28.
自閉症児との買い物はとてもストレスになる。
焦れば焦る程ドツボにはまる。
自閉症児との関わり方を知っていても、なかなか上手くはいかないことが多い。

本当にすてきな店員さんだと思った。
嫌がられることの方が多いのは仕方の無いことだと諦めていたけど、彼の様な人がいると知り、救われた。

日本は遠慮の社会だから、あまりこちらの無理を通したくないけど、頼れる店員さんがいたら助けを求めても良いのかも知れないと思った。

29.
「良いことをしました」の美談記事かと思ったら(それも素敵)さらに上を行く、親から子への愛情を読ませてもらいほっこり!
30.
カッコいい


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