南シナ海問題「日本の関与歓迎」…ベトナム首相→敵の敵は味方。至極古典的な外交。

【ハノイ＝田中洋一郎】東京で９日に開かれる「日メコン首脳会議」のため訪日するベトナムのグエン・スアン・フック首相（６４）は６日、ハノイで日本メディアと会見し、書面でも質問に答えた。

フック氏は、中国などとの領有権問題を抱える南シナ海について、「航行の自由や、平和と安定の維持に向け、日本が引き続き役割を果たすことを期待する」と述べ、日本の関与を歓迎する意向を示した。

フック氏はまた、名指しは避けつつも、南シナ海で軍事拠点化を進める中国を念頭に、「（同海域は）複雑な経緯をたどり、国際社会の懸念を招いた」と語った。

一方、経済など多方面で緊密化が進む日越関係については、「より効率的、安定的な関係にしたい」とし、引き続き対日関係を重視すると強調した。

日メコン首脳会議には、安倍首相と、メコン川流域５か国（カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム）首脳が参加する。

引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181007-00050045-yom-int

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