2019年3月8日、元いすみ鉄道社長の鳥塚亮氏のコラム「新幹線の壁 本当に越えなければならないのは『4時間の壁』ではなくて『1万円の壁』という現実。」が話題となった。
ざっくりと要約すると、「新幹線の高速化は重要かもしれないけれど、それだけでいいの? 飛行機に速度で対抗するよりも、価格を下げる努力をしたほうがいいよ」という提言のようだ。
このコラムだけではなく、コラムに寄せられた賛否両論の感想も興味深かった。賛成意見の多くは「新幹線は他の交通機関に比べて高い、安くしてほしい」で、否定意見の多くは「価格だけの比較に意味があるのか」だ。私見を述べると、
「安さは正義」という価値観は理解できる。私も同じ商品やサービスだったら安い方を買いたい。
しかし、商品やサービスの内容が異なれば、価格の比較そのものに意味はない。鳥塚氏の主張も賛否の意見も全て正しい、という結論になる。八方美人かもしれないけど。
航空業界の営業施策が洗練された理由
鳥塚氏は英ブリティッシュ・エアウェイズの営業部門を経験された方で、航空業界の営業施策やマーケティングに詳しい。いすみ鉄道社長時代の鳥塚氏のブログでは、しばしば航空業界の経験が語られていた。これまで国際航空業界の仕組みを分かりやすく語る人は少なかっただけに、その内容はとても興味深かった。たいていは「洗練された国際航空業界と比較し、国鉄以来のJRのやり方にダメ出しする」というパターンが多く、JRに不満を持つ人々には痛快だ。
そして私は鳥塚氏の航空業界の経験談を読むたびに、亡父の言葉を思い出す。父はドイツのルフトハンザ航空の営業部門で勤務していた。
1997年に早期退職制度を利用するまで約28年間の在籍だった。航空チケットは在庫を持てない商品だから販売の工夫や努力が必要だとか、国際航空運賃は高いと言うけれど、
同じ距離をバスで移動したら1キロあたりの単価は同じくらいだとか、定価で3割の客を乗せたら1機あたりの損益分岐点達成だとか。今では相場も事情も違うだろうけれど、そんな話を聞かされた。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190315-00000018-zdn_mkt-bus_all
ネットの反応
新幹線の運賃は、確かに高い。
そのため、最近では可能な限り飛行機,レンタカーなどに切り替えているので、結果として使用頻度はかなり減った。
特に距離が長くなればなるほど運賃の差は広がる。北海道新幹線の客が漸減し近頃では乗車率25%前後と出ていて、対策はスピードアップなどと書いてあったが、大きな原因は料金の差だと思う。
ダラダラダラダラ
要点を得ない文章
とりあえずICカード乗車券が、管轄をまたいでも使えるようになってほしい。
それだけでもだいぶありがたい。
個人的に新幹線のメリットは「いつ、どの便を選んでも同額」ってことくらいかな。
直前に緊急でっことなら新幹線を選ぶと思う。
帰省は半年くらい前にはもう飛行機予約しちゃってる。
新幹線は、高いけど、拘束時間は、同じぐらいだと思うけど。飛行機は国内だと、30分前に着かなければならない。そうなるとそれよりも早めに到着しなければならないし、乗るまでにすべき事が少々、面倒だ。そして、空港まで遠いから不便。
飛行機もそうだが、元ツアーバス系から移行した高速バスも、2~3か月前のかなり早期に予約できる。
高級ゆったり座席のバスも増えてきたから若年層にも人気あるし、早期予約で安くなることも多い。
事故でも起こったら安さ追求の弊害とかいわれて叩かれるのだろうな。
JRの担当者の方はこういう記事とコメント欄をきちんと目を通して、乗客のために対応を取ってほしいな…。
新幹線って高い?全くそうは思わないけど。
表題を、”今のJRは旧国鉄レベルから少しも改革されてない・・” 変更したほうがいいね。 内容は薄く読んでいて読まされている気がするよ。
それと、JR東日本管内でのSUICAの設置非設置駅の扱い。
地方のどの範囲が非設置なのか初めて行く乗客は知らない。
しかもそれが20代の女性だったりするから深刻だ。
サービス業には永遠になれないだろう。
たしかにね~
東海道新幹線ののぞみとかは、がっつり人が乗ってるけど、こだまは、スカスカ。
他の新幹線も、空気を運んでるのもあるよね。
遅めの電車は、もっと安くして長距離バスと戦わせるのもいいのでは?
個人的には、寝台列車を復活させてほしいけどね。
ジェット機並みに高速化したとしても、高ければ乗りません。新幹線も薄利多売を目指して閑散期の料金を下げるべきです。
新幹線高いですね~!絶対に自分のお金では乗らないです。やっとこの話題が皆さんに知られるようになって嬉しいです。
鳥塚亮氏の秀逸なコラムに比べてあまりにも読みにくく内容が薄い。
旅客機航空券の予約システムが如何に大きな投資の上に成り立っているかにも触れておらず
予約システムを単純に比較しているのもどうなのか
実現可能な範囲やコスト計算も考えて記事を作っていただきたかった。
仕事が不規則な当方は旅行などの計画は2?3日前に突然決めることが多い、長くても二週間。
新幹線の方がよく使うことになる。
早割の恩恵ご受けられない。
臨時列車等のダイヤの問題があるから、それが確定する1ヶ月前からの予約を変えるのは難しいだろう。
しかし「ぷらっとこだま」のイメージを拡大して、特定の新幹線に限り、早期に予約可能とする旅行商品を作ることは可能だと思う。そのときに考えられる問題は「旅行クーポン」と「きっぷ」を勘違いする人たちが多くでそう、ということだが。
新幹線はもっと簡素化すれば安くできるだろう
車両を統一する。
やたら種類が多すぎる。
雪国用
250km以上の高速用
250km以下の低速用
この3種類に絞るべき
1ヶ月の壁は本当にどうにかならないのか…
半年以上先のラグビーのワールドカップの試合を見に行くのに新幹線の最終列車でしか帰れなさそうなので、もしその時に指定席が取られなかったら困るので、1月末にANAが一斉販売したので、飛行機のチケットを取った。
これじゃあ、飛行機には勝てないよ…
もう高速化の時代は終わった気がしますね。
もっと地方を盛り上げないと日本経済は悪くなる一方です。新幹線より一般路線にお金を回し1本でも多くローカル線を維持すべきです。
素晴らしい考察かと思います。私のようなど素人でも、腑に落ちるところがありました、ありがとうございます。
新幹線の一部の座席を早期購入枠として2か月前から開放するべきです。
のぞみの普通車は7・11号車でグリーン車は8号車でみずほ・さくらは新大阪直通便の普通車のみ6号車でかがやきの普通車は10号車ではやぶさの普通車は8号車でつばさ・こまちの普通車は12号車を早期購入枠にすることが適当です。かがやき・はやぶさはグリーン車は12席程度を枠としてグランクラスは2か月前から購入可能にするべきです。
新幹線は時間短縮のメリットが大きいので、高いとは思いません。それより特急の方が高速バスとたいして移動時間は変わらないのに新幹線より若干安い程度なので、割高感が否めず、利用する価値は無いと思います。
この記事を見て、本当に同意できます。
この連休に九州旅行を予定しているが、半年前に旅館と往復の飛行機、それにレンタカーを押さえたのに、楽しみの一つにしている、JRの観光列車の指定券は1ヶ月前から。なので、観光列車の指定券が取れなかったことを想定した旅程を組んでいます。
それと、今年から各航空会社では、3障害の手帳を持っているいれば、変更可の障がい者割引が適用されましたが、その点も、JRの方が遅れを取る形となってしまいました。
値段が下がればサービスの質も下がるの?1万円が100円になるわけじゃないんだから価格とサービス両方の維持くらいできるだろ何言ってんだ
新幹線「1カ月前の壁」は、更に往復の場合の復路が1か月前にならないと同時に購入できない。
年末年始など往復で手配したいのに、出発日ではなく帰着日が一か月前に入らないと往復割引で手配できないのはバカですか?
他の区間は知らないが新幹線がJR東海からJR東日本をまたいでスマホで予約出来て当日券売機で買うよりちょっと安くて改札もスマホで行けるのは便利になったと思う。ただ1ヶ月前の壁は面倒かな。
>飛行機に速度で対抗するよりも、価格を下げる努力をしたほうがいいよ
いっそのこと新幹線を廃止してしまえばいい。どんだけ便利なものか身に染みるはず。安いにこしたことはないし、安くなれば嬉しいが、だからといって何でもかんでも安くしろは問題だと思う。
確かに1ヶ月前予約開始は非常識だ。
旅行会社にはずいぶん前から予約させてるけどね。
帰省する時は、航空会社の早割を使うね、。やはり浮いたお金でいろいろ出来るし、新函館北斗駅をみてきたが、人気が少ない函館駅の人の多さに比べたら尚更そう思う、まあ新幹線に乗るか飛行機に乗るかは、その人の価値観だろうな。