お酒を飲まない人でも近頃「ストロング系」缶チューハイの人気が高まっていることはご存じだろう。
コンビニやスーパーの酒売り場に行けば、甘さを抑えたものから果汁をたっぷり加えたものまで「STRONG」と書かれた色とりどりの商品がずらりと並んでいる。
いずれも価格は低め、アルコール度数は8%や9%と高めになっており、中にはワインと同等の12%を謳うものも登場している。
Twitterでは安く手軽にすぐ酔えることから、様々な意見が投稿されている。
・忙しくて時間がないので酔っぱらうまでを短縮したい
・コンビニで冷えてて缶のふたを開ければそのまま飲める事が重要
・「酔う」というより「わからなくなる」ためのお酒またストロング系を表現した「虚無の酒」「ロング缶は福祉」「魔法の水」などという言葉も話題になっていた。
様々な形で注目される「ストロング系」は今、どれだけ売れているのだろうか?サントリーが2018年に公表したレポートによると、缶チューハイや缶カクテルなど、そのまますぐ飲めるアルコール飲料(RTD=Ready to Drinkの略)の市場は、10年連続で拡大し続け、過去最大規模に達したという。
その内訳をみると、度数3%以下のRTDは横ばいか微減しているのに対し、8%以上の商品は、2012年の2.3倍に迫る見込みで、アルコール度数が高い商品ほど増えていることがわかる。
――アルコール依存症にならないための「ストロング系」の飲み方は?
ストロング系のアルコール飲料はお財布にはやさしいという側面がありますが、9%のアルコール飲料であれば「1本まで」と決めての飲酒であれば依存症になる恐れは少ないでしょう。
純アルコール量で20gまでの飲酒に抑えることが重要です。「ストロング系」の人気とアルコール依存症増加の因果関係は、現時点ではわからないが、これから年末にかけて何かと飲む機会が増える季節。
こんな時こそ、節度ある適度な飲酒を守って美味しいお酒を飲んでいただきたい。引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00010009-fnnprimev-hlth
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