妊婦さんが食べたものがお腹の赤ちゃんにさえ影響を与える妊娠中というのは、口にする食べ物が大丈夫なのか心配になってしまうでしょう。妊娠前は軽い気持ちで食べていた明太子やたらこでも、妊婦さんは食べても問題ないのか心配でしょう。

ここでは、妊娠中に明太子やたらこを食べても気にする必要はないのか、妊婦は1日あたりどれくらい明太子やたらこを食べても大丈夫なのかをご紹介していきます。

妊娠中に明太子やたらこは食べても大丈夫?


明太子やたらこというのは、じっくり加熱をして、一回で食べる量に注意すれば、妊娠中に食べても気にすることはありません。

明太子やたらこには、次に挙げる栄養素が入っています。

明太子やたらこに入っている栄養素と作用

  • たんぱく質:主に身体をつくる素材として、貧血だったり冷え性を阻止する
  •  ビタミンB1:エネルギーを生み出し、疲労回復を助長する
  •  ビタミンB2:脂質の代謝を援護し、細胞膜だったりホルモンの素材になる
  •  ビタミンE:血流を活性化させる、冷え症を良化する

妊娠中は妊婦さんの身体とお腹の赤ちゃんの育成のことを考えて、栄養バランスが良好の食事をすることが重要となります。

妊婦さんが生で明太子やたらこを食べないほうが良いのはなぜ?

十分に加熱をすれば妊婦さんでも食べても問題ない明太子やたらこなのですが、妊娠中に関しては生のまま食べることは止めるようにしましょう。

生の明太子やたらこには、リステリア菌の基準種となっているリステリア・モノサイトゲネスが住みついている可能性があるからになります。

妊娠中というのは免疫力が悪化しがちなので、妊娠前なら食べても大丈夫だった食べ物でも、リステリア菌だけに限らず食中毒に見舞われるリスクが高くなっているのです。

しかも、妊娠中に食中毒に見舞われると、嘔吐や下痢を始めとした症状が生じて胎児の生育に影響を及ぼす可能性があります。

妊娠中というのは免疫力が下がるだけに限らず、飲める薬が限定されるため、妊婦さんについては症状が長引いてしまうことも考えられます。

厚生労働省は、妊娠中のリステリア菌に影響される食中毒に関して、胎盤や胎児に対する感染や、流産や、新生児に対する影響の可能性を指摘しているのです。

リステリアについては、じっくり加熱したら死滅させることが可能なため、妊娠中に明太子やたらこを口にするときは、絶対に内側まで火を十分に通してから食べることを意識しましょう。加えて、安心できる店で鮮度が高い明太子やたらこをチョイスすることも大切な点です。

妊娠中に明太子やたらこを一日あたりどれくらい食べても大丈夫?


妊娠中に明太子やたらこを口にするときは1日あたりどのぐらい食べても問題がないのでしょうか。食べる量を考える時に大切になるのが塩分量になります。

明太子やたらこの中にはかなりの食塩が入っています。妊娠中に塩分を取り過ぎて血圧が上昇すると妊娠高血圧症候群が発症することが想定されます。

妊娠高血圧症候群というのは、すべての妊婦さんのおよそ5%が発症し、重症化してしまったら母子いずれも命に危険が及ぶこともあり得ます。

厚生労働省が公にした「日本人の食事摂取基準2015年版」の場合、成人女性の1日あたりの食塩摂取の目安は7.0g未満となっています。妊娠中であっても目安量は異ならないことから、妊婦さんでも7.0g未満になるように意識しましょう。

例えば、辛子明太子100gには、5.6gの食塩が入っています。辛子明太子1本の基準となる大きさがだいたい35gとすると、およそ2gの塩分が入っていると考えられます。

明太子1本を食べたとしても、1日あたりの食塩摂取目標量をオーバーするわけじゃないですが、塩分については色んな食品に入っているので、1日の食事を考えて塩分を摂りすぎてしまわないように気をつける必要があります。

別の食べ物からも塩分を摂ることを視野に入れて、妊婦さんに関しては明太子やたらこは1日1本までにしておいたほうが無難だと思われます。

妊娠初期は明太子やたらこは食べたら駄目?

流産の危険性が高い妊娠初期というのは、食べ物によってお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼすかもしれないと気に掛かる妊婦さんもいらっしゃいます。ですが、妊娠初期の流産が生じる原因の大半が胎児側の染色体異常でございます。

ですが、生の明太子やたらこを口に運んでリステリア菌が原因の食中毒に見舞われると、胎盤や胎児へ感染してしまい流産になり得る可能性もあります。

妊娠初期に明太子やたらこを食べようと思った際は絶対に火を通し、食べ過ぎないように気をつけてください。

もしも生のまま明太子をたべてしまった場合


妊婦さんがもしも生の明太子を食べてしまったケースはどうするべきかなんですが、とにかくかかりつけの産婦人科で相談をしていだだきます。

リステリア菌に感染したとしても、症状が出てくるまでの期間に関しては9時間〜2~3週間ととても幅がございます。

加えて、いくら妊婦さんの症状が重くなくても、これが胎児からすれば命が危なくなるほど危険な場合も十分に考えうるので、「自分は問題ないだろう」と考えを確定しないで受診した方がいいでしょう。

そのままにしておくと髄膜炎や痙攣といった大ごとの症状が降りかかる可能性も考えられます。

ですが、明太子によってはリステリア菌が入っていないものも存在しますので、あまり悩みすぎる必要はありません。1つずつ意識的に、実行できることをやっていきましょう。

妊娠中の明太子やたらこは加熱して食べ過ぎないように

明太子やたらこというのは、そのまま食べるだけではなく、おにぎりやパスタや、サラダといった多彩な料理にぴったりの便利な食べ物でございます。妊娠中は絶対に火を通して、食べ過ぎないように注意してください。

妊娠中に関しては、加熱や食べる量に注意しなくてはならない食べ物は存在しますが、妊婦さんが絶対に食べてはならない食べ物は意外と多くありません。

それぞれの食べ物の注意するポイントをきちんと考えた上で、栄養バランスが望ましい食事を楽しむことができると悪くないですね。

妊娠中なら無添加の明太子を食べるようにしよう

妊婦さんが食べるつもりなら無添加の明太子がちょうどいいと思います。

普通のスーパーなどに売り出されている明太子には甘味料だったり着色料や、発色剤といった添加物が入っている可能性が高く、添加物の大半は亜硝酸ナトリウムといった、身体に害となるものと言えます。

妊娠中の妊婦さんに関しては添加物にも気に掛けたいことから、明太子だったら無添加明太子を選択することを意識しましょう。