ネットの反応

菅首相が推し進めるはずの中小企業改革は中小企業保護を省是とする経済産業省の抵抗が想定される。勿論、全国の中小企業(商工会議所系)を支持基盤に持つ族議員からの抵抗も予想される。

個人的には、最低賃金の引き上げとセットによる中小企業改革(再編)は、一番注目している。痛みも伴うが少子化日本の生き残る道と思う。

この高い支持率を見て過去20年以上日本がどのようになっていったか全く認識されていない事を痛感します。
菅政権が・新自由主義
・グローバリズム
・緊縮財政
・増税、社会保障費負担増

などなど橋本→小泉→安倍と続く路線を継承する限り、日本復活はほど遠く、近い将来メキシコ、ベトナム、ミャンマーと言った国々の国家水準となる事が確定します。

構造改革で小さな政府を推し進め緊縮財政を取り続ければ決定打となります。
国は政府の政策により上り坂か下り坂かの二つの方向性しかありません。

本来社会保障は保険でありその掛け金を運用し、利益を出し、運用益を稼ぐ事が基本です。しかし中身はどうでしょう?毎年多額の税補填を行っているのが現状です。

直ちに特別会計化し運用は民間に任せる(武士の商いから外す)事が重要です。
今、菅内閣が進めようとしている内容を聞く限りデフレ圧力は止まりません。

デフレ政策は禁じ手です。

経産省云々より菅さんの官房長官から首相になった現状の存在感自体、極めて薄いと個人的には思うけどね。

どちらにせよ、あれだけ問題や不祥事だけならともかく、表向き効果絶大とうたうアベノミクスの皮を捲れば、実際には最初だけで景気良いのは議員報酬のみといった実態や、

国民の為とうたいマスク配りも実態は中抜きでの特定業者への税金の横流しに過ぎなかったり、長期政権を祝った中身が過去の政権より不祥事の数は数えきれないってだけで、その政権の舵を引き継ぐと公言しているのだから、期待する方がどうかしてる気がする。

舵を取るのが自民党なのは同じで、安倍首相政権の支持率が相当数低下し首相が代わっても、実質的に舵を取るのは同じ自民党って事は変わらないのだから、表面上綺麗な言葉並べるだけでしょう。

少子化食い止めの結婚補助金増額にしても、国民の為を思うと言いつつ、実態は受給できるのは限定された少数だしね。

財務省と同様に経産省も国民の信を失って久しいですから、内閣が交代しようとしまいとその存在感が低下していくのは当然の流れです。菅内閣の下では、今後その既得権益が徐々に剥奪・縮小されていくことは間違いありません。

自動車会社に国が介入するような事が今後も起こると日本企業対する世界の信用が落ちてしまう。マツダも90年に通産省から天下りをむかえて失敗した。

日産もこともあろうに目の上のたんこぶを取り除くのに国の介入を許し、次期トップを天下りが参加する委員会に決めさせるという愚行をおかしてしまって今や風前の灯。

国が関わったビジネスはたいていは裸の大様が本業をくちゃくちゃにして死にゆく運命からかえって逃れられなくなる。
国は経済に関わらないことを基本にして神の見えざる手委ねてほしい。貧困対策、環境市場といった部分だけをやって欲しい。

アビガンがこの度承認される運びとなったが、最大の功績は経済産業省だった事をメディアは報道しない。アビガンを作る薬品は中国に依存する形が浮き彫りになったが、

日本にたった1社だけ重要な薬品を生産出来る企業があった。安い薬品を提供する中国に日本の製薬企業は太刀打ち出来ず生産中止を余儀なくされ倒産していった。省員が国内でアビガンに必要な薬品製造企業をくまなく探していた時、8月15日で薬品製造の機械を廃棄処理しようとした会社に辿り着いた。

ギリギリのラインで異例な速さで救済措置を通商産業省が行ったが、辿り着いた事もだが、製造ライン廃棄処分直前だった事は『奇跡』だった。その奇跡的な事でアビガンの国内製造が可能となり今回承認の運びとなっている。

8月16日に経済産業省がその企業に辿り着いていたなら、アビガン承認の運びにはならず、中国にアビガン製造薬品を握られ、それを盾に中国に外交を屈する事になっていた。

内閣府が早速総理のご機嫌伺いで政策出してきたけど相変わらずのピントずれてる内容でしたね。

少子化の根本的原因は企業の雇用体型の変化と労働賃金の物価や税金に対する低さに将来的な展望が描きづらい事ではないのかな?

結局、菅政権は、自分で努力しろというただ演ってる感を演出しただけ本当に、安倍政権の継承だね。携帯電話料金値下げとか、新婚家庭の補助も地方自治体任せで地域によって補助しない方針、選挙目当ての演ってる感丸出しこれで国民を騙せる支持をしてくれる。

案の定支持率アップ真剣に考えないと日本の将来は無い。

経済指標を経産省と財政省が独自のデータを出していては丸く収まるわけがない。
銀行貸し出し金利を巡って利権争いをしているだけのようだ。農政やら厚労省含めた縦割りをなくすのは難しいだろうが是非実現してほしい。
中途半端な小泉改革、財政重視が過ぎたのは間違いない。

他の省庁もご多分に漏れずだけれど、経産省は利権と天下り先の確保で企業とズルズルベッタリの構造が顕著だった。縦割りを辞めて連携省庁を作るのだったらそれなりの省庁再編をこの際だから思い切って断行するのも一つの手かも。

菅さんやるんだったらこのくらいの政策をやらないと今までの権力闘争だけで政権運営をしてきた自民党や政治を変えることはできません。まあ絶対無理だとは思うけれど。