(CNN) ドイツ南部ミュンヘンの空港にある格納庫に世界最大の旅客機「A380」を収容するため入り口の扉2個の中央部に大きな穴を誕生させ、機体後尾、垂直尾翼や水平尾翼の各部分を穴を通じて外に出させる珍しい仕掛けがこのほどお目見えした。

同機の全長は約73メートルで、格納庫には入り切らない事情を踏まえたアイデア。冬季には氷点下2度にもなる厳しい寒さの中での作業を整備士に強いることを避ける配慮もある。

製品設計企業「ブッツバッハ」がドイツ航空大手「ルフトハンザ」の注文に応じて手掛けた特注の扉の高さは22メートルで、幅は11メートル。4週間かけて製造された扉はレール方式で開閉される。

ルフトハンザは今年3月から保有するA380の5機の整備作業をフランクフルト空港からミュンヘン空港に移していた。

ミュンヘン国際空港の広報担当者によると、同空港の格納庫の開設は1992年。総2階建てのA380の路線就航の開始は2007年だった。

同機の両翼の長さは79.75メートル。これを上回るのは旧ソ連が開発した輸送機「アントノフAn-225(ムリーヤ)」だけとなっている。ムリーヤは両翼間の長さだけでなく、重量や全長でも世界最大となっている。

ミュンヘン国際空港は今月9日、この穴が開いた特製扉を発表した際、完璧な対策と自賛。公表したビデオ映像は1万8000件の閲覧を集め、好評を得ているとも説明した。

A380機はエコノミークラス仕様機での最大収容能力は853人。


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ネットの反応

1.
尾翼の整備不良にならないか危惧する。
2.
シュールな絵面。
3.
頭隠して・・・
4.
突き破ったのかと思った
5.
お目見えしたよりも、お披露目が正しくないですか?
6.
はみ出した機体後部垂直尾翼、水平尾翼は整備しないの?
7.
デカイな?(・∀・)!!
8.
思ったのは「ケツが出とる」すみません
9.
昔JALがB747ジャンボの実地訓練をやっていたアメリカのモーゼスレイク?のJALの格納庫にも同じ様な穴があって747の尾翼が出ていた。と10年前の某エアライン雑誌に掲載されていた。
10.
前と後ろも出したらゴボウ巻き
11.
日本なら防寒着を着せて匠の技とかカッコよく名ずけて外で作業かな?
12.
グッドアイディア
しかし、尾翼の整備の時は、逆の尻隠して頭隠さずの構造になっているのかな?
13.
尾翼も大切だぞ
日航ジャンボは尾翼とかが吹っ飛んだから墜落したんだよ
14.
尾翼付近に問題が発生したらどうなるかよく知ってる日本人。
15.
この大胆かつ柔軟な発想はこち亀両さんを感じさせる。


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16.
ちょうどあのドアの穴の位置に来るように機体を駐機させるのにも苦労しそう。
17.
さすがに外国はジョークと実用性を持っているね。
18.
落ちたらとんでもない犠牲者が出るからしっかり整備してね…
19.
ドイツ人らしい解決策だが、こうしたところでAN225を収めるのはムリーヤ。
20.
「ブッツバッハ」
笑ってんのかと思った。ブッハッハッハ。
21.
頭隠して尻隠さず
22.
ドイツ人が柔軟 という文字を見て、笑ってしまった。ただ、権利を主張しただけのこと何ですが?
柔軟どころか、融通が効かない 方々です。
23.
全部収容できない格納庫になんか意味あるのか?
24.
全日空はどうするのかな。
25.
これと同じようなことを大韓航空の格納庫でやったら同じような論調で記事にされるだろうか?
26.
v/stabのテッペンのアンテナは?エアバスないの?どーせ、ドイツなら完全冷暖房か。いいよね~
27.
エンジン以外に尾翼部分の方が整備する箇所も多く主要な駆動操作する部分が多そう-2度でそれをやるのは大変だと思う。
早急に増設してあげて欲しい。
28.
なんかウケる
29.
笑ってしまうが、本気なんだな。
30.
予想以上にビシッとハマってて驚いたが、期待姿勢が変わる作業の時はどうするんだろう?柔軟に扉が上下するのかな?


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