ネットの反応

風邪は、栄養あるものを食べて安静にすることで、少しでも早く、ウィルスをやっつける抗体を作ることです。

喉が痛い、熱がある、頭が痛い・・・等々、安静にできない状態を少しでも安静にするために、風邪薬は存在します。

風邪薬は飲まなくても自然に治癒することが多いですが、完治するまでに時間が必要になるので、しっかり、風邪薬を飲んで、仕事や家事など働かないでゆっくりしてください。

子どもの頃に母親に教えられたことの一つに、「風邪を治す薬を開発できたらノーベル賞ものらしいで」というものがあった。以前はマメな手洗いを促しつつ、洗いすぎないこと(要は洗浄強迫にまでならなくていい)も注意喚起された。この記事にも類似の意図が読めて、ありがたく感じる。

コロナ禍のまさに渦中にあり、そこにインフルや風邪症状の懸念が高まる中、不安からくる誤謬や思い込みは、ある程度は仕方ないと思う。ただ、トイレットペーパーや衛生商品の買い占め、コロナ罹患者の特定や中傷、他県ナンバーへの嫌がらせ、他にもあるかもしれないが、これらはすべて紛れもない集団ヒステリーという大衆的な退行現象(こちら、心理学が専門)。

国の施策云々もあるが、まずは何より個人防疫の継続がものを言うとように思う。
あと、病気・怪我何でもござれの万能薬ができると、きっと戦争が起こる。身体が蝕んだり損傷したりしても恐れなくなるため。

これはCMの責任も大きいよ
誤解を受ける表現が多すぎるウイルスを倒すわけじゃないけど、風邪薬自体は年々きつくなっていて健常者が飲んだら体調を崩す事もあるくらい強烈
価格も結構高いしちゃんと薬を知ったうえで飲まないと

薬剤師の立場から、「かぜ薬」に対する誤解は確かに多いですよね。

こんな記事が今頃出てくることが不思議です。

極端なことを言えば、布団をかぶってじっと寝て、静養すること。
自分の免疫力が回復すれば自然に治癒します。

しかし、高熱が出たり、のどが痛かったり、鼻水が止まらなっかったりすれば
何とか早く治したいのは当然。とりあえず「市販薬」でもということになります。

薬剤師はやはり「かぜ薬」の効能をしっかり説明し、「かぜ薬」はあくまでも症状を和らげるもので、治すのは「ご自分の力で」ということを理解していただくことかと・・・・

最近は規制も厳しく、明らかにミスリードする表現こそ無くなっていますが、それでもCMで「早めの何とか」など未だに誤認させるようなグレーな言い回しはありますね。

一昔前はかなり酷かったので、中高年ほど誤解していると思います。

効果のところを読めば症状の緩和と書いてあって
菌やウイルスを倒しますとは書いてない、風邪の症状はウイルスや菌が出すのでは無くて免疫が頑張ってる証拠なので私は風邪薬は飲まない。
症状が出たら寝た方が早く治ると思う。

風邪薬は風邪の症状を抑えるだけであって、ウイルスを殺す効果はない。クシャミや咳はウイルスを外に出そうとしてるし、熱は身体を熱くする事でウイルスを殺そうとしてるから、薬を飲めば身体が治そうと働きかけてるのを邪魔している。

早く治したいのであれば薬を飲まず、身体を冷まさないように安静にしておく事だ。しかし、仕事等で休めない場合もある為、薬に頼らなければならないのが現状。

発熱、鼻水、咳、くしゃみは体の抗ウィルス防御反応。
特に発熱は免疫力を上げてウィルスを殺したり弱めたりする重要な反応です。風邪薬は対症療法でそれらの反応を抑制するのだから治りが遅くなるのは当たり前なんだけどね。
抗生物質に至っては体内の善玉菌を全部殺す上に、中途半端な服用をすると耐性菌を増やしたり、そもそも風邪には効果がないのだから良いことはないです。

風邪薬、解熱剤は飲まない。
熱はウィルスを倒すためなので下げると倒せなくなるし、鼻水やくしゃみ、咳はウィルスを体外に出そうと体が頑張ってることなので風邪薬で抑えると治りが遅くなる。一番いいのはしっかり休んで寝る!
あと、風邪の時に食欲ない時は無理に食べない!

消化はすごいエネルギーを消費するので風邪撃退にエネルギーを回せなくなります。
食べたいなぁと思ったら食べる程度で大丈夫。
しっかり食べるのは治ってからでもいいです。

風邪の特効薬を発明したらノーベル賞もの!っていう例え話、今では廃れてしまったのだろうな。

鵜呑み層って名付けたらいいのか、何でもかんでも鵜呑みにしたり勘違いして、で、騙された!って人たち。
悪意ある巧妙な詐欺もあるけど、大体の場合は何故そんな話を鵜呑みにできる?という、無知の酷さが原因だ。

物を知らなさすぎるし、興味も持たな過ぎる。テスト前提の知識収集は全く面白くも興味もわかないが、知らない事や世界を知るってのは面白いもの。
100知って99忘れてもかまわない。

覚えてた残りの一個が、役立つ時もあるかもしれない。それが大切だと思う。