妊娠中は、考えてもみない体調不良でビックリさせられることばかりです。私は、自分自身の体だというのに今までとはまったく異なるものになってしまったみたいな感じになってしまいました。ここでは妊婦さんが体験した妊娠中の体調不良とその対処法をご紹介していきます。

妊娠してからの体調不良に驚いている妊婦さんや、体調が悪くて落ち込んでる妊婦さんに「自分だけではなかったのか!」と気持ちが楽になってもらえるとなによりです。

他にも原因と対処方法も紹介していますので、何かのお役に立てたらと考えております。妊婦さん、頑張って乗り切っていきましょう。

目次

【体調不良】妊娠してからはじめて鼻血が出た


とある夜、喉の奥が変な感じがして、洗面所で口をゆすいだら、吐血かと思い焦りました。「なんだこれは!」と急いで鏡を確認したら、鼻血が流れていました。

記憶が正しければ安定期に入るちょっと前の17週前後くらいのことになります。いままで鼻血が出たことはありませんでしたので驚きました。

妊娠中鼻血が出やすいのはなんで?

妊婦さんというのは女性ホルモンのバランスが崩れて鼻血が出やすくなるという考え方が一般的なようです。妊娠によって、エストロゲンやプロゲステロンといったホルモンが増加することによって粘膜が柔らかくなり鼻血が出やすいように変わっています。

他の原因としては、妊婦さんは赤ちゃんに血液を送らないといけないことから血液の量が多くなっていることが考えられます。

それに妊娠中に関しては、血液が増加して血圧がアップして血小板の量はそれほど変化がないので薄くなり血が固まりにくい状態になっております。

思い直してみると確かに、鼻血に限らずてひっかき傷とかも血がでると普段より治りにくかったかもしれません。加えて、ホルモンバランスの崩れが原因となって鼻水が出やすくなる妊婦さんもいるそうです。

妊婦さんの鼻血の対処方法は?

鼻血の対処法ですが安静にして、うつむき気味で、左右から鼻をつまむと効果的です。

鼻血をしょっちゅう出す旦那は「子どもの頃、上を向いてティッシュを鼻に詰めるようにと言われた」と口にしておりましたが、このやり方は、血が逆に流れて止まりづらくなってしまうので良くないという情報が最近ではメジャーです。加えて、この時期に産院で貧血気味という指摘をもらって鉄剤を処方をしてもらいました。

鼻血との関係は判断できませんが、赤ちゃんに大切な栄養が送られていきますので、食事からも鉄分をたくさん取り入れられるように意識しなければと感じました。

鉄分をまかなうには、普段のご飯に納豆をプラスしたり、ホウレンソウや小松菜をお味噌汁に加えるくらいなら、手間なく可能となります。

それから、私の鼻血については、しばらくの間は出やすい日々が継続しましたが、いつのまにか出ることはなくなっていました。

【体調不良】妊娠してから足が良くつるようになった


眠っている間なんかに足がつることが妊婦さんにはよく見られるようです。

わずか数分間のことなんですけれど、この数分が非常に長く感じてしまうのです。私のケースでは足のつりがスタートしたのは安定期に入ってからで、出産が近くなると、足がつるペースが増加していきました。

基本的に足がつるっていうのは、妊娠後期に多くある症状とのことです。何回も足のつりを乗り越えている内に慣れてしまって、淡々と対処できるようになりました。

妊婦さんの足がつりやすい原因は?

妊婦さんの足のつりの原因には、なにより血行不良が考えられます。身体が重くなってきて歩行することも億劫になってくれば運動不足になり血液の流れも悪くなり筋肉も固くなってしまい結果、足がつってしまいやすくなります。

冷えないように靴下を履いたり気を付けながら生活していたつもりですが、その程度では血行不良対策においては足りなかったみたいです。

他にも、ミネラル不足にしても足がつる原因になります。妊娠中というのはお腹の赤ちゃんに最優先でミネラルが届けられていきますので、妊婦さん自身のミネラルは不足しやすくなって、足にも影響が現れてくるのです。

加えて、骨盤の歪みも関係しております。実際のところ立ち上がったときや、歩行している半ばで足の付け根だったりお尻の上部が激痛に見舞われることがかなりしょっちゅうありました。

骨盤が広がってるかもと考えていましたが、身体のバランスに変化があることによってあらゆる所にしわ寄せがきたり、コントロールするためにいろんな所に負担が加わったりすことになるからだと思いました。

改めて身体というのはすべて結び付いているんだと考えさせられました。

妊娠中に足がつったときの対処方法

足つりの対策として、私のケースではストレッチがしっかりと効きました。痛い時に動かすっていうのは勇気が求められるのですが、膝を伸ばして、足先を天井に向けて自分の方へ手を使って押すと治っていきます。

それから痛みが治まったら足首を回転させます。とても頻繁に足がつっておりましたので、妊娠後期には痛みが引き起こされると落ち着いて一連の流れが行えるようになっていきました。

加えて足がつらないための対処も重要になります。血行不良が生じないことを意識して、散歩を行うなど、運動不足の解消に気を付けたり、とりわけ夏の季節は面倒だったりするでしょうが、お風呂にゆったり入ってマッサージすることもおすすめです。

加えて、ミネラル不足を補える感じの食事内容に変えていくことも欠かせません。手間がかからないのは、ご飯を雑穀入りにすることになります。

加えて、産院でも助産師さんから体重管理に関してつよく注意をうけましたが、すごい勢いで体重が増加しすぎると、あらゆる所に負担が掛かってしまうことになります。しっかりと体調管理を行うと足がつる頻度を減らせることに繋がります。

私のケースでは、足がつる頻度は出産が近づくいていくごとに増えるばかりでしたが、しっかり対策することも大事だったなと今になってみると感じてます。

【体調不良】便秘や頻尿で寝れない


声高に話すことじゃないかもしれませんが快便が持ち味で、妊娠前は一日あたり3回はお通じを感じました。しかし妊娠したと同時に出づらくなってしまいました。

普通は快便であったことから便秘に不慣れで、出せないことによって腹痛が生じて深夜にトイレに座るもまったく出る気配がなく眠りに就けないことがよくありました。これは大変でした。便秘は妊娠初期から、出産するまでず~っと継続しました。

加えて、便秘とは逆に頻尿にも苦しめられました。トイレが近いけれど、ちょっとずつしか出せない・・・これもまた夜中にトイレに起きる必要があることが何回もあって、大変でした。頻尿においても妊娠初期から、出産するまでず~っと継続しました。

妊娠中に便秘になりやすい原因は?

便秘の原因のひとつにホルモンバランスの変化が存在します。ホルモンのバランスが変化することによって身体が栄養分をストックしようとするせいで代謝が悪化してしまうわけです。

その他栄養分にとどまらず水分もストックしようとすることから、便の水分が少なくなって硬くなり、出づらくなることも便秘の原因になります。

そのうえで、運動不足もダメです。お腹が大きく億劫だからと運動を全くしなければ、お通じにも悪影響が出ます。他にも、子宮が拡大していくことでも便が出づらくなってしまいます。子宮が胃や腸を押し付けることによって便が円滑に進みにくくなってしまうのです。

妊娠中の便秘の対処方法は?

妊婦だけに限らず一般的な便秘対策にしても効き目がありますが、便秘解消のためには水分摂取や、食事内容の向上や、運動不足の解消がポイントになります。

就寝する前と朝起きた時に白湯を飲むことがよいと聞き行なってみたり、少なくても一週間に3日くらいは1万歩以上を目標に散歩したりしました。

ですが、対処法が甘々だったからか私のケースでは一向に改善しませんでした。もうちょっとしっかりと行えばお腹が痛くならないですんだかなと考えたりもしております。可能な限りの対策を行ない、だけどもつらいケースでは産科で相談した方がよさそうです。

妊娠中に頻尿になりやすい原因は?

頻尿が起こる原因は、便秘と同じ様に、ホルモンバランスの変化だったり子宮が大きくなることが原因でもたらされる膀胱の圧迫だと言えます。

妊娠中の頻尿の対処方法

水を摂取しないことは出来ないで、できる限り利尿作用のなさそうな温かい飲み物を飲むことを意識しました。

そして冷えは厳禁になります。夏の期間はサンダルで過ごしてしまうなどもしましたが、エアコンが効いているところでは冬より冷たくなると、産院で注意されました。

加えて、排尿後に前かがみになったら、出し切れるという噂を耳にしたので、ゆったりとトイレに座って出し切るように頑張ってみたりしてみました。しかし、頻尿も最終的には出産するまで付き合っていくはめになりました。

【体調不良】眠たいのに目が覚めてしまう

妊娠中の睡魔に関しても、妊娠初期から出産までず~っと継続しました。1人目の妊娠時は、営業として仕事をしておりましたので外回りだったりプレゼンなど緊張感がある場合は問題ないですが、事務所にもどって机上の仕事に取り組んでいると毎回睡魔が襲ってきて困っていました。

2人目を妊娠中の現在は、退職したことから、上の子を幼稚園に送った後など、無意識に横になってしまうこともあります。怖いことに寝ても寝ても全然眠れるし、大丈夫かな?と思うくらいずっと眠かったです。

これほど寝ているんだから当たり前なのですが、夜間の眠りに関しては浅く何回も目が覚めることもありました。トイレに行きたいと思ったり足がつったりすることに加えて、しょっちゅう目を覚ましてしまうことがあります。

妊娠中眠くなるの原因は?

妊婦さんが眠くなるのも、ホルモンバランスの変化が原因だと考えられます。お腹が次々に大きくなってきて疲労しやすくなるので眠くなってしまうこともあります。身体の内側で人を一人成長させているわけですから、疲れて当たり前ですね。

妊娠中の眠気の対処方法は?

会社員のころは、ガムを噛んだり、ひっそりトイレに座って5分くらい仮眠を取ったりしながらどうにかしていました。

それから、家にいる現在は、眠いっていうのは身体が寝ろとサインを出しているという噂のもと、眠さに身を任せて寝ることにしています。

とにかくすべきことが無い場合は寝ます。ぐうたらな自分を許して、「いずれ子供が生まれたら睡眠出来なくなるから寝だめしておこう」という言い訳をしつつ送るようにしています。これに関しては対策とは異なるかも知れないですけれど。。。

妊娠中に眠りが浅くなる原因は?

眠りが浅くなるのもホルモンバランスの変化が原因になっているみたいで、妊婦さんの身体は本当に謎です。加えて赤ちゃんの眠りの周期にママの眠りの周期が近付いてくるからといった説も存在します。

出産した後、夜泣きや授乳で、夜中も起きなくてはならないことが増えるため、妊娠中から身体を慣らしていくために変化するんだとか。

確かに出産後、とりわけはじめの一ヶ月は、三時間間隔の授乳に、「ぶっ通しで寝たい!」「キツイ!」と毎日のように感じていました。あれほど辛かったわけだし、慣らし期間として眠りが浅く何回も目が覚めるようなっているのかも知れません。。。

【体調不良】つわりや胸やけ


とにかく妊娠中に際立って辛かったのはつわりになります。いくつもの種類のつわりが存在しますが、私のケースだと、胸やけと吐き気でした。

一人目の場合は3キロくらい体重が落ち、二人目の場合はは2キロほど減少しました。そこまで重度じゃなかったと思いますが、産婦人科で健診の際に一回点滴を勧められたこともあったのです。一番苦痛だった期間は、7週目から19週目位でした。

想像以上で、19週をすぎてからも、ほんの少し食べ過ぎてしまった翌日なんかは、朝におう吐することもありました。

出産するまで継続して、胸やけみたいな状態が続いており、いっぱい食べたいのに口にできない、食べ過ぎるとお腹が強張ってしまってホントに苦しかったです。

私は食べることが嫌いじゃないので、近くにある美味しそうなものが食べたいと脳みそがサインを発生させているのに、胃が受け付けないことが本当に辛かったです。

妊娠中のつわりや胸焼けの原因って何?

つわりの原因ははっきりと判明していないようですが、よく言われているのは、ホルモンバランスの変化や自律神経の崩れや、身体が拒絶反応を起こしているといった考えになります。

拒絶反応とは、身体の中でこれまでになかったものが次々に大きくなっていく以上は、何となく納得できます。

つわりの対処方法

つわり対策になると、胸やけが大変だった私のケースでは産院でちょくちょく食べることができるものをおすすめされたのです。一人目の場合だとずっとお酢をかけたトマトだったり豆腐を日頃から食べて、二人目に関しては、カルピスを飲むとか、杏仁豆腐を口にしたりしました。

つわりに関しては、周りの話を伺っても症状がまったく違うので、自分のやり方で対処法を考えて、ものすごくひどいケースでは産院で相談する以外ありません。

つらいときは本当にげっそりしてしまうのですが、安定期になる20週くらいには落ち着いてくるとイメージしてどうにか耐えていました。

妊娠の体調不良に関する体験談

妊娠5ヶ月の妊婦です。今回が初めての妊娠です。

私も明らかにつわり前より良くなったのですが、5ヶ月に入ってから妊婦鼻炎が酷くなり、夕方になると胃の圧迫感と動機であまり動けません。

胃の圧迫感は、この時期は赤ちゃんが1.5倍から2倍になるとかで、子宮がかなり大きくなるので、それに押されて他の臓器が形を変えたり小さくなるとからしいです。

なので、当然ながら苦しい。

安定期だとマタニティライフ楽しめるかと思いきや、油断しました。

妊娠中の体調不良の原因や対処方法まとめ

妊娠中のトラブルというのは色んなものがございますが、こうやってかいてみたら原因や対策に関しては、一致していることがよくあり、1つ対策するといくつかの症状が良くなることが見込めそうです。

全ての原因に一致しているのはホルモンバランスの変化になります。赤ちゃんを成長させるために、いつも通りの体では無理ですから。

加えて、運動不足の解消だったり食事や、体重の増加でもたくさんの症状がもたらされる原因となっています。そうした体調不良の原因と対処法をまとめてみたら、産院で注意を受けたことは必ず守るべきということですね。

食事においては、妊娠するまではしっかりと考えていなかったので栄養バランスを考慮した食事は面倒くさいと思ってしまったわけですが、そのうち、赤ちゃんが誕生して離乳食が始まり、すぐそばで食べ物を食べて次々に成長していく子供を見て、体の元となるのが食べ物だと考えてみれば、栄養バランスがしっかりした食事は重要なんだと改めて分かります。

妊娠中にバランスを考慮した食事をつくれるようになっておくことは、後になって非常に役に立ちます。体重だって、産んでから減少させるのは非常に困難だったので、妊娠中から気を付けながら太り過ぎないようにすることは、将来の自分を助けてくれるにちがいありません。

妊婦中は体調不良ばっかり気を引かれて今をどうにか乗り切ることで必死になってしまうものですが、産んだ後の方が長い以上は、先を読んで過ごせたら良いかなとも感じます。

ですが、まじめに頑張り過ぎるとストレスをためてしまうことだってございますから、緩い気持ちで取り組んでいくことも大事です。

自分の中でそつなく体調不良に負けず、妊娠生活を送っていくべきです。