北海道の主要都市の一つの釧路市は、中心市街地が空洞化した「見本」と言われるほど大きく状況が変化してきた街です。
現在は、郊外に進出した大型店の撤退問題が浮上する厳しい局面を迎えていますが、一方で中心市街地で良い変化の「芽」が出始めています。
◇五つの百貨店がすべて……
北海漁業の基地として隆盛を誇った釧路市は1980年に人口22万人を超えていた。89年に中心市街地の活性化と観光客誘致を目指して、JR釧路駅から南に徒歩15分ほどの場所に「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」という大型商業施設ができた。
バブル経済下の当時、同施設は民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法(民活法)の適用第1号として華々しく開業した。
しかし、バブル崩壊や北海道経済の悪化に伴い、同施設を支えていた西武百貨店が98年に店舗と外商部を撤退。
現在は、観光客向けの土産物店と行政機関の事務所などが入居している。そして漁業の低迷などもあり、現在の釧路市の人口は17万人ほどだ。
◇リニューアルしたばかりのヨーカドーが閉店へ
空洞化の「見本」と言われる釧路市では、08年ごろから中心市街地の再開発に関する市と地元住民の協議が続けられてきたが紛糾した。
当初案の大型商業施設と高層住宅の建設は進まず、19年にようやく旧くしろデパート跡地にマンションが1棟完成するだけだ。中心市街地の再開発の歩みは遅い。
こうした中、昨年末に釧路市民を驚かせる事態が起きた。イトーヨーカドー釧路店が、今年早々に閉店撤退すると報じられたのだ。
筆者が訪問した11月の段階で、この話は多くの市民が知っており、話題となっていた。81年開業の同店は、JR釧路駅の北2キロほど離れた住宅街にある。釧路駅から車で5分ほどのショッピングセンターで、釧路市民にとって親しみのある存在だった。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190120-00000005-mai-bus_all
ネットの反応
小さな商圏にイオンが二店舗になった時点で
片方のイオンが先に逝ってしまうと
思っていたので、ヨーカ堂が先に撤退するのは
けっこう意外でした。
しかしながら同店の閉店セールに
帯広から行ってきましたが
休日の閉店セールにも関わらず
客はスカスカ状態でした。
あれでは潰れるのも仕方がないですね。
先日はクレインズの廃止で製紙が不振なことも
大々的に報道されましたが
製紙もダメ、炭鉱もダメ、漁業もダメ
観光も相変わらずの釧路素通りで
お金が地元に余り落ちない、、、
苫小牧に人口が抜かれただけでは無く
十数年後には帯広に抜かれる
試算まで出ています。
もと釧路市民として釧路の未来が心配です!!
廃れていると聞いて逆に行ってみたくなった。
駅前に大きな商業施設作ってたら、話が違ったのかな
2000年以降一般勤労者の実質所得は確実に減少しているのが現実 デパートは一部の高所得者だけの場所になっている これから外国人労働者の受け入れにより
日本の勤労者賃金の上昇は今後は望めず
以前釧路市に住んでいた転勤族です。どこの地方都市もそうですが、地元の一部既得権益層(変化を嫌う年寄り個人商店主や地元スーパーなど)により、大胆な改革ができない状況下で、ジワリジワリと人口減少、衰退の一途をたどっています。
駅前の駐車場を全て無料にするかショッピングモールばりの巨大な無料駐車場を作って店舗誘致を考えてみて下さい。
どう読んでも、既得権益にしがみつく商店街の人間のせいで、街が衰退しているだけです。
おべっかの台湾人が北海道へ殺到しても閉店? 不思議だね。
地元製造業の経営者は「一家で複数台の車を所有しているのが普通。中心市街地が空洞化しても、多くの市民は不便を感じていないのではないか」と語る。
バカだよなこの経営者は。だから、運転できなくなったらどうするんだよ?車持てなくなったらどうするんだよ?って話だよ…
冬に釧路湿原行くようにもう少し観光アピールしたら?SLあるがあんまりアピールできてない。
百貨店がズタボロなのは別に釧路に限った話ではなく関東でも同じことだと思う。
ネット通販で日本全国良いものが安く買えるし。
記事を読むとイオンが釧路に来てるね。
地方において駅前というのはデメリットである場合も少なくない。
駅前がむしろ寂れているなんていうことがざらにある。
日本全国イオンばかり、
イオンには精々納税してもらいたいです。
売り上げ莫大な割に利益率が少ない、、、
過疎地に百貨店や自立できないSCをおいても、出店側にマイナスであるばかりか、ところによっては貴重な税金を無駄遣い支給してまで慰留をしているような先の無い都市も出始めているらしい。それは、無益に限界都市を自認創出しているも同然であり、
根本的な問題として少子化対策を国、地方自治体がもっと力を入れてやらなければ首都圏の一部を除き、とんでもないことになる。
要は商業的にデパートやイトウヨウカドウがイオングループに駆逐されただけでしょ。
このような状況は釧路だけではないですよ。
確か政令指定都市の岡山市もそうだったはず。
100台足らずならともかく700台近くも駐車できる駐車場があって駐車スペースが限られるとは思えんな、足りなきゃ建物の貸主の地主が平面駐車場を立体にするだろうし
釧路市民ですが、観光するところもないし、美味しい魚は札幌へ送られ、B級グルメのザンタレも帯広の地鶏のザンギの方が美味しいですし、雪が少なくスノーボードスキー等も出来ない時もあり、すっかり魅力のない町になってしまいました。
そして、唯一の全国に誇れるスポーツだったアイスホッケーまでも、日本製紙クレインズが廃部されてしまう。
しかも、そのアリーナはそれこそ中心部から住宅地に変わる境目のようなエリアにあった上で。
ただ、今もなお人口17万人、周辺含めて20万人程度の人口はある。
それなりのビジネスチャンスはあるのだから、マイナスイメージの発信や観光だけでない形を模索した方がいいだろう。
去年の秋に釧路駅前に一泊したが、実際駅前は閑散としてるな、てのが正直な感想だわ、道民だけどね。
大学に通っていたころから、駅前を歩いている人はほとんど見かけませんでした。シャッター開いている店も少なく、シャッター街。
駅前は衰退していく一方でしょう。
北大通りなんて、昔はスガイや長崎屋などがあったから子供も行ってたが、今は只の飲み屋街に続き道…
北海道は札幌から千歳に苫小牧まで人口の伸び代があるけど他は釧路と似た状況です。
働く場所が無いから人口流出が止まらない負のスパイラルに落ちてます。
お年寄りのためにバスは走ってないの?コミュニティバスみたいなの。
過疎化する地方は、何処も経営が難しくなっていますな。
先日訪れましたが、駅はかなり老朽化してますね。
駅も含めて再開発が必要だと思いますが、
良いところですが、観光客誘致は難しいでしょうね。
昔、「ジャスコ釧路店100km(?)」って看板があってビックリしましたね。
10数年前に住んでいたが、
冷房器具のいらない気候。
ゴキブリや蚊がいない住みやすい町だった。
関東なのですが駅前なのに閉店というのが驚きましたが車社会だからなんですね。
するとこれからどんどん人口が減りますけどどうなるのでしょうかね。
北海道だと札幌にまとまっていくのでしょうか。
北海道自体見捨てられてるからね。