実は結構やられている戦車
戦車が登場するゲームは多々あります。自らの操縦で戦場を駆け回り、敵を撃破していくタイプのものも、まま見られます。戦車のスペックが非常によくリサーチされているなど、ゲームとしては良くできているものもありますが、しかし、リアルの戦車戦とはまったく別物です。
たとえばリアルでも、強力な戦車ばかり集めて突撃したら無敵のように思えるかもしれません。1973(昭和48)年10月に、イスラエルとエジプト・シリアのあいだで勃発した「第4次中東戦争」では、実際にイスラエル軍が戦車だけの部隊でエジプト軍陣地に突撃しました。
しかし、隠れていたエジプト軍歩兵による対戦車ミサイルなど対戦車火器の攻撃で、イスラエル軍の戦車は次々と撃破され大損害を出しました。
戦車が歩兵に負けたのです。イスラエル軍戦車部隊には、砲兵の援護射撃や歩兵の同伴がなく、隠れた対戦車火器を制圧できなかったのが原因です。
この戦いは“戦車業界”にとって衝撃的であり、戦車は「やられ役」扱いで、戦車不要論まで唱えられたほどです。1994(平成6)年に発生した「チェチェン紛争」でも、
ロシア軍の戦車部隊が単独で市街地に入り込み、物陰に隠れた敵兵から対戦車火器で撃たれまくり、大損害を出しました。
戦車が一方的にやられたもっともなワケ
戦車がこれほどまでに、一方的にやられてしまったのは、おもに視界と武装に問題があったからです。ゲームでは、モニター画面上に周りの様子がよく見えるよう表示されているなどしますが、リアルでは搭乗員が戦車のなかに入ってしまうと、外の様子はとても分かりにくくなります。
比較的、周りが見えるのは車長だけで、操縦手は前だけ、砲手は大砲の向いている方向しか見えていません。テレビカメラやセンサー類が発達してきていますが、埋められている地雷や物陰からコッソリ近づく敵兵に気が付かないこともあります。
さらに、戦車の大砲は強力ですが、直接見える敵しか狙えません。こちらには見えない位置から撃ってくる敵の砲兵や、対戦車ミサイルに反撃するのは困難です。敵の飛行機やヘリコプターもしかりで、これらが現れたら逃げ隠れすることしかできません。
戦車部隊が戦闘任務を遂行するには、そうした脅威に対し、戦車を援護する砲兵、戦車の見えにくい場所をカバーする味方歩兵、敵の航空機に反撃する対空部隊など、いろいろな職種の協力が不可欠です。
このように、戦車はゲームのように単独で戦うことはありません。というより、戦えないのです。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190302-00010003-norimono-bus_all
ネットの反応
所詮は戦争って人殺しですよね。
核ミサイルで済む話でしょ。
完全に制圧して反対勢力の相手が弓や刀や拳銃なら有効だが
可搬タイプのロケットランチャーを持っている相手には戦車は不利だ
だから抵抗出来ない相手には威圧感があり時により有効だ
戦車は大きい音も騒々しい。いくら技術が進歩して高速で動くと言ってもたかだか時速70キロ、デカイ図体では直ぐに補足される上に搭載武器は今だ目視して使する有視界兵器。ミサイルの様な誘導兵器は搭載されてない。
扱える対戦車兵器は今や誘導対戦車ミサイルまである。戦車の視界に入らない場所から歩兵が対戦車兵器を打ち込むだけで勝てる時代。
騎馬だけで特攻しても勝てんわな。
戦闘に必要な事は発想力です 窮鼠猫を噛む 大事な言葉です 様々な戦地で圧倒的な戦力が無残な結果に終わる話は沢山有ります
ドローンの時代に突入して行くので戦車は郊外では生き残れるが市街地では不要になって行く。
かつてのイギリスが戦車を歩兵支援のための歩兵戦車と敵拠点を急襲するための巡航戦車に区別したように基本的に戦車の役割は前線の火力支援と足を活かした電撃戦で市街戦ではほとんど役に立たない。
旧陸軍の97式や1式はブリキと揶揄されておった。
戦いは総力戦だから、正面装備だけではなく、砲弾や燃料の備蓄、それを前線まで運ぶロジスティックが重要
これに失敗して、見事に負けたのが太平洋戦争における日本だ。
戦争しか考えない、戦争で勝つことしか考えない人類が馬鹿。
戦争に使う金があったらどれだけの人が救えるか、宗教や人種、領土に捕らわれる限り人類は滅びの道を歩んでいる。
結局、人類は自ら滅びの道を選択してる世にも珍しい種だ。
絶滅したほうが地球のためになる。
ちょっと前に戦車稼働率の記事が有ったと思うけどな、歴史的にも戦いはいかに兵站を確保し事前準備が必要かでしょ、戦車はいかに故障少なく稼働率を高めるかが大事な訳でしょ、湾岸戦争のアメリカ軍の70%の稼働率が最高なのにはビックリしたな戦車の故障率がそこまで高いとは。
知らない次世代がよく言うな笑えない。ほんとお前らって駄目な人間
戦車は「占領」出来ないからな。
対戦車ヘリコプターには敵わないよ
これからは武装ドローンやUAVが発達し、戦車は存在価値を失うとおもう。何億円もする戦車が簡単にテロリストの仕掛け爆弾で破壊されるのでは合わないだろう(笑)
タイトルと結論がアンマッチで論点ずれてる。作文下手くそな記者だな。
戦車と歩兵のコンビは昔からの常識だ。第二次大戦のナチスドイツの機甲師団がアフリカ戦線で暴れまくったのはむしろ例外的だな。砂漠の狐ロンメル将軍だ。
まぁ「常識」で考えたらそうだろうね…。
ナチスドイツの装甲師団も、制空権を取られたら連合軍の戦闘爆撃機にコテンパン。海の戦艦と一緒で過去の決戦兵器だと思う。ただ相手がまともな対戦車兵器を持っていなかったら、文字通り陸の王者になる
戦車は地続きで対峙する陣営同志の陣取り戦で相手の火力と堡塁を制圧
するのに有効だけれども、日本のような島国では実用とは言い難い。
最大の能力はカッコよさで広報兵器と割り切り、制空制海のほうに注力
すべきだろう。
筆者はイスラエルとエジプト・シリアのあいだで勃発した「第4次中東戦争」でイスラエル戦車がボロ負けしたように書いているが、実はその前の戦争で、イスラエルはほぼ戦車だけで敵陣地を踏破蹂躙して勝っており「オールタンクドクトリン」として知られていた。
WWⅡではマーケットガーデンで明言してるよね。おかげで、敵陣奥に降下した空挺隊員は沢山死んだけど。
それだけドイツ軍が対戦車戦も熟知していたわけだけども。戦車を進化させたドイツとロシアは歩兵に対戦車兵器充実させてた。
「『歩』のない将棋は、負け将棋」とはよく言ったものです。
今や「9M14 マリュートカ」の方が通じるのでしょうか。
普通に「AT3 サガー」と呼んでいましたが…。
戦車が歩兵の肉薄攻撃に弱いのは、第2次世界大戦時から判っている事
現代戦では、歩兵が携帯できる対戦車ロケットや誘導ミサイルなどからいかに戦車を守れるかがカギ
ロシアのT-14アルマータやポーランドのPL-01が自動でこれらの兵器を迎撃するアクティブ防御システムを採用 大きな流れを作っている
アルマータは装甲が薄く、ほぼ戦車砲などに対し無力だと思うけど、特に一番被弾しやすい砲塔を無人にして乗員の生存率を上げている所も画期的
日本の欠点は採用後作りっぱなしで改良が全くされないことだが、10式戦車にも同様な改良を取り入れてほしい また車外カメラの数を増やし戦車長以外の操縦士と砲手にも360度警戒ができるようしないと、待ち伏せ攻撃から守れない
アメリカなどは戦車と共に重武装重装甲のブラットレー歩兵戦闘車をM-1と組み合わせ歩兵の攻撃から守っており、日本も見習うべき
兵站が最重要ではないでしょうか
ドイツの機甲部隊も燃料が届かなくて、戦車が動かなくなったんじゃなかった。
インパール作戦でも兵站を考えずに大敗
戦車は陸の王者。強力な火力と堅固な防御力と結構な機動力で敵の防衛ラインを粉砕突破する。
しかし、天敵の対戦車ヘリに狙われたら全く無力でひとたまりも無い。
そのガンタンクは装甲も脆弱で、戦車砲弾にひとたまりも無く粉砕される。
陸戦は総合力、でも最後は歩兵の銃剣突撃、白兵戦で決着。
だが戦車は男の浪漫が満載。
ゾイドの世界でもレッドホーンがロケットランチャーにやられてたもんな( ´Д`)
当たり前のことをダラダラと書いてまんな。