ワークマンが成功した本当の理由
ワークマンがよく言われるもうひとつの評価が「ホワイト企業」というものだ。業績が好調となった13年に、全社員を対象に1年ごとに、年収の3%にあたる額を年2回の賞与に加算して支給するという方針を表明。

14年には、20年3月期にかけて全社員の平均年収を約100万円上げる計画も発表している。

これは、利益を社員に還元することで労働意欲を高めるというのが一番の狙いだが、「政府はデフレ脱却のため、業績好調な企業に従業員の報酬引き上げを要請しており、これに応える」(日本経済新聞 2013年2月19日)ためでもあるという。

「昭和の日本企業」は日本人が大好きな「高機能・低価格」を、労働者の賃金をなるべく低く抑えることで実現してきた。だから、日本商工会議所のような「昭和の企業」の集まりは、賃上げに強固に反対をするが、これはよろしくない。

「賃上げ」に踏み切れない会社は労働者の意欲も落ちて、新しいアイデアやアクションが生まれない。

「低賃金労働によって生み出す低価格・高機能」という高度経済成長期型の消耗戦からいつまでたっても撤退できないので、「気合い」と「根性」への依存度が増してどんどんブラック企業化していくからだ。

このあたりの問題をよく分かっているのが、「外」の世界から情報を仕入れて自分たちが置かれた状況を客観的に見ることができる企業、つまりフィードバックが効いている組織である。

自分たちを俯瞰してみれるから、マーケティングも成功する。品質のいいものをつくっていれば消費者は買ってくれる、というプロダクトアウト的な内向きな思考ではなく、

「プロ向け作業着の品質を生かして激安なのに高機能でオシャレ」というイメージをどうすれば社会に広められるかというユーザー目線で柔軟な発想ができるのだ。

ワークマンが成功した本当の理由は案外、そんなところかもしれない。


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ネットの反応

1.
ようは、いくら高機能で低価格でもマーケティングが上手くいかなければ売れないという事。逆に言えば低品質で高価格でもヒットする場合もある。流行りに乗らずに物の価値を自身で判断しましょう。
2.
何気に、どーでもいいパンツとか靴下とかユニクロより安かったりする。
3.
ワークマンプラスが近くに出来たのでちょこっと寄ってみたら結構しっかり出来ていてオシャレで安い。ちょっとしたトレーニングやウォーキングなんかによさそうな物があってそそられた
ちょっとしたTシャツ何かも品質がよく同程度の商品を高値でユニクロで買ったのが悔やまれた。
4.
オシャレかどうかは置いといて、やっぱり機能的な服の方が魅力的だよね、デザインがいいだけの服ってやっぱりすぐ飽きる。
5.
作業着として経費で落とせるから
6.
ワークマンにお洒落なんて必要ない。
くたびれたオヤジがひとりで切り盛りしているシュールさか良いんだよ。
20年以上通ってる俺の聖地にニワカ客は来るな。(笑)
7.
この記事わかりやすい!!!!
8.
このままユニクロの二の舞にならない様に願う
9.
安くないし、地方では買いに行かないよ、小さすぎるし
10.
費用対効果の良さもあるけど、店舗の数かな。
ワークマンは全国津々浦々割とどこにでもある印象。
11.
車が無くても行ける場所に作ってください。
12.
お洒落か・・・?
どっちかというとお洒落とかどうでもいいからとにかく機能が良くて安いから流行ったんじゃないの
13.
吉幾三の歌のおかげ
14.
作業着は着心地良いしポケットも大きくスマホもすんなり納まる。 何年も前から普段着もワークマン。
15.
ワークマンの作業服は安いし高機能だとは思うけど、やはり値段の安いぶん耐久性が低いと思う。


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16.
今話題の厨房シューズのサイズが大き過ぎる靴擦れで足が痛い慰謝料を請求したいわ
17.
ユニクロの製品は、おしゃれ過ぎて、気後れして、買う気が起きない。
モードを追うこともいいかも知れないが、各人には個々のスタイルってものがあるので、それに合わない商品はヒットしない。意外と古めかしい商品が売れるのかも・・・。
18.
最後は結局推測ですか
19.
ごめんなさい、どの辺がオシャレなの?
20.
すぐに逆説を言いたがる・・
「安いのに高機能でオシャレ」なのも売れている大きな理由だろう。
21.
吉幾三の力やろ。
22.
吉幾三がCMからいなくなったから。
23.
本当に大ヒットしているのか?袖もすさもツンツルテンの作業着ばかりなのに
24.
アウトドアブランドはもっての外、ユニクロさえ高いと感じる消費者が増えたということ。
あまり喜ばしいことではないと思う。
安いのに高機能でオシャレ。。。と自分に言い聞かせてるのだろう。
ワークマン愛用者より。
25.
「商品力」ではなくメディアを巧妙に活用した「CM力」が会社業績にとって決定的な第一要因となっているのが現状なのだ。それを象徴しているのがサントリーだ。この会社の新製品が売れない場合、商品企画部門が叱責されるのではなくCM部門が叱責されるのである。
これは企業業績だけに当てはまる力学ではない。じつは政治という分野もこの力学が支配している。国民の支持を得るには政治理念や政治路線や清潔度ではない。
いかに世論製造業であるマスコミを意のままに操れるか、というマスコミ支配力・・・マスコミを制するものが国民を制するのだ。この流れをもう誰も止める事はできないだろう。
26.
自分はプロの職人だけど、自分も仲間とかもワークマンを利用しなくなっているよ。
最近は安くて耐久性が低い製品ばかり並べているしな。
基本的に「寅壱」ほとんど置いてない。(笑)
もっと儲けたいから、自社ブランドで固めている感じ、昔はそうじゃなかったけどね。
試しにYKKのファスナーが付いているか見てみなよ、製品レベルの目安になるから。
作業着もどきが沢山揃っている普通の店。今、自分は全てネット買い。
27.
硬派ガテン系の無法松も頑張って競い合ってください。
28.
流行ってると聞いて数年ぶりに行ってみたけど別にオシャレではなかったです笑
29.
ユニクロが狙わないゾーンだから。
30.
昔は倉庫街とか地方の駅前しかなかったのに今ではどこにもあるから買いに行きやすい。
仕事で使うようなものは現物見ないと買いにくいし、店に足を運ぶと今までないような機能性があるもの、カラフルなものがあればついつい買っちゃう。


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