先週、ドラマ「下町ロケット」(TBSテレビ)の新春特別編が放映され14.0%という高視聴率を叩き出した。
このドラマは、ロケット技術者から町工場の社長となった主人公・佃航平と、彼が率いる「佃製作所」の社員たちが高い技術力を武器に、さまざまな困難に立ち向かって夢をつかむというストーリー。
「ものづくり」に情熱を注ぐ技術者たちが織りなす感動ドラマに、お正月から胸が熱くなったという方も多かったのではないか。
かく言う筆者もそのなかの1人なのだが、そういう個人的な感想をちょっと脇に置き、このドラマの内容と高視聴率を客観的に眺めてみると、ぶっちゃけ、日本の未来に対する「不安」しか感じられない。
こういうドラマに熱狂し、留飲を下げる人がこれだけ世に溢れ返っているということは、日本の「ブラック労働」を礼賛するカルチャーもまだまだしばらくは健在ということだからだ。
「あんな素晴らしいドラマにワケの分からない因縁をつけるな!」と2019年の“キレはじめ”となってしまった方もいらっしゃるかもしれないが、
「下町ロケット」をディスるつもりは毛頭ない。むしろ、個人的には、先ほども述べたように、見た者の心を打つ素晴らしいエンタメ作品だと思っている。
ただ、これから日本の労働現場であらためなくてはいけない「悪しき労働文化」が、このドラマで肯定的に描かれているどころか、現実にはあり得ないほど美化されてしまっているのは紛れもない事実だ。
高校野球、大学スポーツ、アマチュアスポーツ団体などで体罰・パワハラ上等というゴリゴリの体育会カルチャーが根付くこの国で、
常軌を逸した体罰や“しごき”を美化するスポ根アニメ・ドラマが公共電波でじゃんじゃん流されていたことを踏まえれば、「下町ロケット」が労働現場に与える影響を見くびってはいけない、と申し上げたいのである。
「悪しき労働文化」が肯定されている、3つの問題
では、いったいどのあたりの「悪しき労働文化」が肯定されているのか。実は以前からネット上では、「佃製作所はブラック企業」と指摘されていた。それらも踏まえ、筆者は大きく3つの問題があると考えている。それは以下だ。
(1)佃社長による「やりがい搾取」
(2)長時間労働を強いる職場の同調圧力
(3)とにかく気合いで乗り切る精神至上主義
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190108-00000023-zdn_mkt-bus_all
ネットの反応
社運を賭けた事業を行なっているのに残業を無理強いさせているみたいな事をアピールするのは如何なものかな?会社が無くなってしまえば当然社員も困るよね。
「ドラマはウソなんだから実際会社を経営してる貴方は真似しちゃ駄目よw」って事だね。
そう言われると、なんかドラマに出てくる会社すべてがブラック企業に見えるんですけど。そもそもブラック企業の定義って何ですか?
「ブラック」に囚われすぎてる人多いねぇ
むしろ囚われすぎて
思考が支配されて
許容範囲を喪失して
自縄自縛に陥って
余計にストレス溜め込んで
社会不適応になって
勝手に病んで
闇に沈んでいくんだろうなぁ
ブラックに囚われすぎると
ホワイトですらブラックになる
そもそもホワイトとは何かを見失っていく
世の中、黒か白かじゃないんだよ♪
うちの零細同族会社(文具業界)も
同じやわー。
やりがいを建前に洗脳させ安い給料で
社員をコキ使う。(勤続23年の45歳課長で手取り23万)
(勤続30年の52歳部長で手取り29万)
冷静に考えたら、世間並の給料か高給が前提での
やりがいがあたりまえ。
営業成績を上げてもこちらに還元されず、
ろくに働いてもいない専務(バカ息子45歳に手取り35万)、
自分だけ完全週休2日のバカ娘(47歳、手取り26万)
会社すらきていないバカ息子の嫁に(47歳、手取り7万)
高い報酬を出しとる。
しかも年間休日90日も無いし、平均12時間労働やし、
休日無給出勤当たり前、有給なんてあるわけない。
大手は働き方改革を実行しつつあるが、
零細同族企業はそんな事おかまいなし。
国・行政機関からもっと厳しく
こういった同族会社アホ社長に
注意喚起をしてほしい。
中小企業のなんて、あんなもんでしょ。組合も無い会社なんだし。ワンマン社長がいて、その社長を好きでないと勤まらないよ。佃製作所は良い方だと思う。だから、リアル感があるんだよ。
佃製作所よりも農家の方がブラックじゃないか?
日本の中小企業なんて自民党の働き方改革のせいで親会社が残業できないから全部下請けに任せないと終わらない納期になるからブラックだらけですが!そこをちゃんと書けよ
仕事が楽しくて 面白くてしかたなくて
定時とか残業とか休日出勤なんかどうでもよくなる仕事はたくさんあります。
例えばパンダの赤ちゃんが生まれたら、寝る間もないのは飼育員として当たり前だろう。
365日ぶっ続けならブラックだけど、開発の期間だけの話なんだから
なんら問題ないと思う。
ただの企業の話じゃ、だれも見ないよね。
労働時間が長ければブラック?
やりがいを感じて自ら残業を申し出るのは洗脳?
仕事って面白い側面もある。
それを一律に「これはブラック」で、やりがいを持って働ける人間はいない。
ドラマだから最後は勝つんでしょう的な想像ができ
夢への話として見守れた。
現実にはちょっとずれた夢を持ったアホ社長もたくさんいるわけで
給料下がったり倒産したら最悪のブラック。
まさしく、私がこのドラマに心底のめりこめない理由がコレ。
あと、人が大量に死ぬ戦国(戦争)の大将を美化するNHKの大河ドラマもそう。
なんて言うと、人が死ぬサスペンスドラマはなぜOKか?と問われますが、あれはあくまで犯人は基本悪役であり、美化していない(ことが多い)。
そういう私は曲がっているのかもしれないが、そういう人は多いはず。
企業の判断基準って数字で判断出来るものと出来ないものがあると思います。労働時間や営業成績等の数字で判断できるものもあれば精神的な部分は数字では判断できません。
下町ロケットは面白かったが、この筆者がいう違和感も確かにあった。現実にはこんなストーリーが存在しないからこそ楽しめる。
セクハラと一緒で「誰が言うか」で違うんだと思う。
佃製作所がブラック企業なら、自分はブラック企業で働きたい。
そう思う自分は、この人の言う、
ブラック企業を容認するカルチャーの中の一人なんだと思ってしまう。
むしろ、
お殿様と家来のような上下関係がまかり通っている帝国重工の方が、
いくら労働の対価が見合っていたとしても、よほどブラックに感じる。
番組とは関係ないんだけど自分が勤めてる会社がブラックブラックと騒ぐ馬鹿は何で転職しないんですか?
まさか自分がいないと仕事が回らないとでも思っていませんか?
貴方がいなくても会社は回りますので心配しなくても大丈夫ですよw
自分の無能を棚に上げて騒ぐのをやめて一歩先へ踏み出しましょうwww
「現実なところはどうか」をよく描写していたのは、同期に放送されていた「獣になれない私たち」で描かれていた中小のIT系企業だと思います。
台風の中、狭いインプレッサに5人詰め込んで新潟まで行って、夜通し合羽着て作業させてましたね。
台風で下手すれば死者がでてもおかしくない。労基は速やかに監査に行った方がいい
次は佃VS労基で、泣きながら演説して監督官があきれるなんて面白いかも。
>あれに賃金が支払われているか否かは不明だが、もし払われていないのなら完全に「やりがい搾取」である。
打ち上げや実験のたびに高価な飛行機代(普通料金か特割1)を行きたい人のぶんだけふんだんに支払っているこの会社が、残業代を払っていないとは考えられないと思いますよ。
もう一点付け加えるとしたら、日本の中小企業に世界に誇れる技術なんか無いという現実が重要だろうか
その前提で理念先行するとインパール行き間違いなし
確かにあのトランスミッション部で働くなら手取り40くらいないとやってられんな
給与体系とか休日の仕組みとか見てみないとなんとも言えないかな。
あくまでもドラマだが、社員が納得しているならそれでいい!だますと言う表現をするなら、だまされるほうも悪いのでは・・・
サラリーマン記者に職人気質は理解できないだろうな。
視野の狭い記事ですね。
中小企業の技術者は職人なんです。それをうまく表現したドラマ・・・
このライター今時のゆとり野郎でしょ。
本気にしてあーやだ。
実際にこんな企業あったら確かにブラックですね。
1話だけ見たことあるけど、定時きて速攻で帰ろうとしている人が悪者のような目で見られていた。
周りがハマってるのに自分が見ようとしなかった理由が今やっと分かった。
スポ根が大嫌いだからだ。
今の日本が豊になったのは親父やお爺さんが、がむしゃらに働いてくれたからで、良い薬が出来て命が助かったのも、時間関係なく研究したから良い薬が早く出来たのである。甲子園に出られた人は人以上に練習し一流大学に入れたのは毎晩遅くまで勉強したから。
まあ、おおむねその通りだな。
ドラマでも定時で帰る社員に不満がすごかったからな。
(というか、後からもどってきて仕事って勤怠管理はどうなってんだろう?)
夢が叶えばハッピーエンドだが、叶わなかったらそれこそ搾取で終了。
現実はドラマじゃないから結局搾取で終わることが多いのだろう。
やる気がでないときがある。サラリーマンは、上司や同僚の目があるから、さぼりっぱなしにはできないだろうが、個人事業主はダメだね。
パチンコでもいくかな。