原因は「慌てて冬タイヤに履き替える」から?
大型車のタイヤが、ホイールやボルトの破損によって走行中に脱落するという事故が増えています。

国土交通省によると、このような事故は2015年度に41件、2016年度に56件、2017年度には67件と増加。事故の8割以上が11月から3月までのあいだに集中しており、うち半数以上が北海道、東北、北信越で発生。つまり、冬に積雪地域で多発しているそうです。

左の後輪ばかりが脱落している理由
近年発生した車輪の脱落事故は、そのほとんどが左後輪。2017年度は、左後輪が実に83%、右後輪が16%、右前輪が1%、左前輪は0件という内訳でした。

これについて国土交通省は、「原因については引き続き調査中」としつつ、次のような可能性が考えられるとしています。

・右折時は、比較的高い速度を保ったまま旋回するため、遠心力により積み荷の荷重が左輪に大きく働く。

・左折時は、低い速度であるが、左後輪がほとんど回転しない状態で旋回するため、回転方向に対して垂直にタイヤがよじれるように力が働く。

・道路は中心部が高く作られている場合が多いことから、車両が左(路肩側)に傾き、左輪により大きな荷重がかかる。


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ネットの反応

1.
三菱ふそうは新車で、左に傾いてます!
2.
海外はどうなのだろう?JISとISOの規格の問題であれば、海外で冬には積雪する地域では、同様のことが起こるのでは?
…あー、でも。冬→夏タイヤでは事故が少ないということは、規格の問題とも言えない。ということでもあるな。

原因は複数あるかもしれないね。早く特定され、有効な対策が示されることを望みます。

3.
ナゾでもなんでもない。記事の通り、皆さんのコメントにある通り。
4.
トルクチェックをやらないからな。
それにタイヤ交換時の増し締めのやり方も知らない人がほとんど。
ボルトは全本数を粗く締めた後に増し締めをやる。
一本堅く増し締めして、その対角のボルトを堅く増し締め、そこから一番遠い締まってないボルトを増し締め、また遠いボルトを増し締めという具合に締めて、一番最初に増し締めしたボルトをもう一度増し締めして終わり。
増し締めのトルクチェックを空気圧をチェックする時に定期的にやれば問題ないはずなのに乗用車でならともかく、本来ならチェックを頻繁にやるべき業務用トラックがやっていない現状は問題ありだが。
5.
今はトラックも右締めだからだろ、前に戻せばこんな事は起きにくい!
6.
リア2軸で小回りよくやる運転手増えたんじゃないの
7.
ISO?10穴タイプ
ホイールペイント(シルバー色など)
それ自体の厚みが
悪さをすると言う話で
ナットやホイールなど接着面には
施さないと聞く。

それほど僅かな事が
引き金と成り得る感覚なら
原因究明を待ちながらも
点検を密にする意識が必要かも。

でも何の前触れも無く
外れるはずもなく
些細な異音から拾えたらな
と思いますね。

また自前整備と
損害賠償責任を問われる
プロの居るタイヤショップとの
発生データも知りたいところです。

8.
まだ終わってないんだ、空飛ぶタイヤは…
9.
ISOはハブとホイールのセンタークリアランスがほとんどありません
だから、ホイールを取り外した後には必ずハブ、ボルト、ナットの清掃やグリースの塗布が必要
また、ジャッキアップした状態でトルクレンチで締め付けないとセンターがとれずにキチンとはまってない状態でトルクがかかることもあります

タイヤ交換時期の忙しさに追われて、こういった手間を惜しむとこういうことにつながる事もあります

あとはトルクレンチで締めないで、インパクトで締めすぎてオーバートルクになってボルトが壊れる事もありますよね

10.
昔 タイヤ屋四軸低床車の2軸目にスペアタイヤを取り付けて、腐食でホイールのRから外側外周ごと割れて飛んでいったことがあったけど、
スペアタイヤを舵軸に取り付けることは止めたほうが良い!!ただでさえ塩カリや汚泥で腐食してるのに負担がかかる2軸目に着けると脆さ半端ないわ
11.
ISO規格は正直タイヤ交換作業時間はJISの半分近く。作業する側は楽。
なかなか問題にされないけどホイルの塗装は禁止にするだけでなく厳密な罰則を作って欲しい。
塗料がハブにも届いたりしているしネジも回しづらい。インパクトでもなかなか回らないものたまにある。交換して増し締めしても緩むよそりゃあ。ちなみに大型車って一年中スタッドレスでは?
雪国だけ?
12.
左折時、右折時とは明らかに車体の描く弧が小さいのですよ、速度も左折時の方が低くタイヤの減りが右より通常は早い。そしてこじる人もいるから逆ネジ使わないと左後ろは外れやすい(通常のネジなら緩む方向に力がかかるから)
走行時、道路は水捌けの為左に傾き気味なので左に荷重が寄り道も凸凹になりやすく負荷がかかりやすい。
寒いと鉄の膨張率が下がるため緩みやすい。
等々、、、

現場のドライバーや整備士等に話を聞けばもっと詳しくわかる事だと思いますけど。。。

チェーン規制の話にしてもにしてもISO方式にしても机の上で安易な考えで変えたって現場が苦労するだけですよ。

13.
左後ろは、内輪差で縁石に乗り上げたりして、1番酷使してる場所だからねー。

運行前点検の徹底と、逆ネジの導入が必要だと思う

14.
トラックメーカーにも偏りがありそう。
15.
ハブボルトの劣化は非破壊検査のやり方でめ防げない。
やはり何年かにボルトを全交換を。


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16.
いろいろ可能性は指摘されるものの、
まだ決め手がないというのが現状なのでしょう。

記事にそう書いてあるのに、
逆ネジに戻せとか考えるのって、まったく科学的じゃありませんね。

専門家がいろいろ調べて、それでもまだはっきりとしないのですから、
素人は黙って様子を見ましょうよ。
変な思い込みこそ、改善の妨げですから。

17.
普段からの回転半径の違い。左折はハンドルを末切るほど回すので回転半径が短く右折は長い。当然、軸となる後輪に掛かる負担は左折のほうが大きい。
18.
車の運行前点検は、使用者の義務と責任。
運行前点検で、全てチェックして、タイヤも緩んでないかチャックしてから、運行しないとですね。
何かあったら、全責任が使用者にきます。
19.
左側のネジ方向を逆ネジに戻してみては?

ダブルタイヤを共締めしてる事、後輪はチェーンを巻くので振動が多いことが右ネジと重なって緩みやすくなるんでは?

20.
空飛ぶタイヤも左後輪
21.
空飛ぶタイヤ
22.
うちの会社は、JIS、ISO両方あるが必ず毎月増し締めしてます。
今は、8割ISO。過去に脱落はないもののボルト不良で交換されていることが時々ある。
ドライバーも毎日点検してるがボルト不良はよくわからない。やっぱりその道のプロは細かな感覚があるのでしょう。

自家用車でも、交換後100Kmも走れば必ず緩みが出てます。
商用車は、1日でどれぐらい走るでしょうか?今までは、JISネジでごまかせていただけです。

JISかISOかではなく、点検、整備の基準、取組方の問題です。

23.
なんでも世界基準にしないで逆ネジに戻せばいいよ。普通車だってベンツ、BMWはボルトで日本車はナットなんだし。
24.
交差点などで、下手な運転手が車輪を内側の縁戚とかにヒットさせてるのが原因だと思うけど。乗用車と違って、あの重量が縁石を擦るとか乗り上げるとかはかなりのダメージ。
タイヤ交換をする事でダメージのバランスが崩れて外れるんでしょ。整備不良は論外だけど。
25.
空飛ぶタイヤかよ、、
26.
怠慢な対応
27.
大型車のホイル付きタイヤは相当な重量だ。
この交換を整備工場でなくドライバー自身の脱着作業となれば必然的に組付け締付け不良は
起こり得ると思います。
ドライバーは点検は出来ても組換作業は道具や技能的に劣ることは当たり前かなと。
突発的な交換や工賃的なことでドライバーの負担が大きいことは明らかなことと思います。
28.
金属の性質について理解してナットを締め付けている方がどれ程いるのでしょうか?
引張応力や圧縮応力時の腐食の仕方や
フェライトやマルテンサイト組成の変化や、疲労限度や応力腐食などの原理、ナットが取れないからとガスで暖めたりする時、共析変態温度を頭に入れて作業している作業員がどれ程いらっしゃるのか。
金属は思っている以上に脆く弱いものなのに、
鉄だから、固いから、くっ付けば安心だと思ってタイヤ交換している人がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
29.
理由は簡単、地球軸が23度左に傾いているから。これ本当。
30.
整備管理者も時間があれば、ボルトの組み付け状態を確認すれば良いけれど、運送業の事務員も多忙だからね…


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